柏座の大山灯籠行事
印刷用ページを表示する 掲載日:2016年3月9日更新 ページID:0144418
市登録無形民俗文化財
(ふりがな) かしわざのおおやまとうろうぎょうじ
【文化財名】 柏座の大山灯籠行事
【登録番号】 第24号
【種別】 民俗文化財・無形民俗文化財
【登録年月日】 平成21年12月16日
【保持団体】 柏座石尊講
【概要】
柏座地区では、神奈川県伊勢原市の大山阿夫利神社を信仰する講として石尊講がある。この石尊講で大山灯籠行事を行っている。現在は柏座の鎮守である春日神社に大山灯籠を立てている。古くは火の見のあった場所に立てていたが、第2次世界大戦後に火の見が現在の柏座集会所に移り、灯籠もここに立てた。その後、昭和30年代以降は、春日神社に立てるようになった。
灯籠は、7月26日に灯籠立てといって組立式の木製の灯籠を立て、8月17日の灯籠倒しまでの間、毎晩灯籠に火を灯す行事である。これは「大山阿夫利神社の山開きの間、お参りをする代わりに立てる」とされた。