向山不動堂彫刻
印刷用ページを表示する 掲載日:2010年11月24日更新 ページID:0144658
市指定有形文化財(彫刻)
(ふりがな) むこうやまふどうどうちょうこく
【文化財名】 向山不動堂彫刻
【指定番号】 第37号
【種別】 有形文化財・彫刻
【員数】 1棟
【指定年月日】 昭和44年4月22日
【所在地】 向山地区(上尾市大字向山)
【概要】
向山不動堂は、明治10(1877)年前後に、向山村と近在近郷の人たちの寄付によって建立されました。堂は向拝(こうはい)付の入母屋造(いりもやづくり)で、本尊は不動明王です。
指定の彫刻はケヤキ材を透かし彫りしたもので、堂の周囲三面に龍や鳳凰・十六羅漢と思われる図柄などがあります。
堂の裏、欄間(らんま)に明治10年2月10日から着手の彫りもあり、作者は明治中期ごろの名工(宮大工)山田弥吉こと山田右衛門(大谷本郷住、後東京へ出る)の壮年期の作です。
堂の一面にだけ彫刻はありませんが、理由は不明です。
市刊行物のご案内
上尾市文化財調査報告
第47集上尾市指定有形文化財 向山不動堂彫刻修理報告書(平成7年10月31日)
上尾市史
第九巻別編2 金石・文化財(平成11年3月31日)