上尾の寺社 2
印刷用ページを表示する 掲載日:2010年11月24日更新 ページID:0000392
市内には数多くの寺院と神社があります。江戸時代の末期に徳川幕府が編さんした『新編武蔵風土記稿』などによると、明治初期にかけて、上尾市域の村々には111の寺院と144の神社がありました。現在も52の寺社が宗教法人として登録されています。
これらの寺院・神社は、地域の歴史を見守り続け、今なお往時のたたずまいをほうふつさせてくれます。また、これからも長く後世に伝えていきたい貴重な文化財の数々を所蔵しています。
『広報あげお』では、平成16年8月号から「上尾歴史散歩・郷土の寺社を訪ねる」という連載で、市内各地域の寺院と神社を紹介していますが、ここでは平成18年4月号からの記事を再録しました。
執筆は、元上尾市史編さん委員・埼玉県立博物館長の黒須茂さんです。
<注意>本文中で紹介している文化財などは、私有地内にあるものが多く、常時公開されているとは限りません。また、自由に見学ができない場合もあります。
上尾の寺社 21 密厳院(藤波)
戦国期の市域の様相を伝える鎌倉・円覚寺の末寺
上尾の寺社 22 愛宕神社(壱丁目)
「麻疹が治る神社」で知られた名残を今に伝える
上尾の寺社 23 相頓寺(五番町)
竹林に囲まれた静寂空間に数々の市指定文化財を伝える
上尾の寺社 24 八枝神社(平方)
都内にも広がる氏子集団と「平方のどろいんきょ」
上尾の寺社 25 放光院(上尾下)
将軍に仕えた旗本・松下氏ゆかりの供養塔を伝える
上尾の寺社 26 諏訪神社(畔吉)
春秋の例祭は万作踊りとささら獅子舞でにぎわう
上尾の寺社 27 龍真寺(菅谷)
密教の影響下に生まれた少ない造例の釈迦如来を本尊とする