ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
トップページ > 消防本部 > 建物の全焼火災の増加に伴う注意喚起
消防音楽隊

建物の全焼火災の増加に伴う注意喚起

印刷用ページを表示する 掲載日:2024年11月20日更新 ページID:0382005

建物の全焼火災が増加しています!

 消防本部管轄内(上尾市・伊奈町)では、建物の全焼火災が増加しています。
 昨年度(令和5年度)の4月から10月までの建物火災は19件、今年度(令和6年度)は14件と、昨年度と比較すると5件少ない状況でした。しかし、建物の全焼火災で見ると、昨年度が0件でしたが、今年度は6件もの全焼火災が発生し、延焼棟の数、り災世帯等も増加するなど、大きな被害が発生しています。

 大切な家族や財産を守るため、特に次のポイントに注意して、火災予防対策に取り組みましょう。

1.住宅用火災警報器の設置・維持管理

  全焼火災が多い理由として、発見の遅れ、通報の遅れなどが考えられます。住宅用火災警報器は、すべての住宅に設置が義務付けられており、火災の早期発見に有効な機器です。ご自宅の設置状況を確認するとともに、定期的に作動確認を行い、設置後10年を目安に交換しましょう。

 ※詳しくは、住宅用火災警報器に関する総合案内ページをご参照ください。

住警器設置 10年を目安に交換

2.住宅における電気火災の原因と予防対策

 近年、全国的に電気器具類から出火した住宅火災の件数が増加しており、消防本部管轄内でも増加しています。
 住宅における電気器具類から出火した火災について、総務省消防庁の検討会において調査・分析した結果、次の3つが主な出火原因であることがわかりました。それぞれの火災予防対策に十分注意しましょう。

(1)充電式電池・リチウム電池

 近年火災原因として増加が著しいのが、モバイルバッテリーのように繰り返し使える充電式電池です。次のポイントに注意しましょう。

  • 説明書を確認し使用方法を守る
  • 電池をぶつけたり、濡らすなどしてしまった時は、異常がないか確認し、電池が膨らむなど少しでも異常があれば、使用をやめる
  • PSEマークが表示されているものなど、一定の安全が確保されているものを使用する

モバイルバッテリー バッテリー、充電器

(2)家電製品

 電子レンジ等の家電製品は、不適切な使用によって火災に至る場合があります。
 電子レンジでは、長時間の加熱に気をつける。温めるものに金属性のものがないか確認する。こまめな清掃を行う。など、適切な使用と適切な維持管理を心がけましょう。

電子レンジ

(3)プラグ・コード類

 多くの電化製品に共通する、プラグ・コード類でも多くの火災が発生しています。次のポイントに注意しましょう。

  • プラグ、プラグの差し込み口には、ホコリなどのごみがたまっていないか確認する
  • 日頃から配線の状態、差し込み状況などを確認する
  • タップは定格電流を超えないよう管理する
  • 経年劣化により緩くなった受け口、ぐらつく差し刃なども、発火する可能性があるので、抜き差しをして確認する

トラッキング 折れ曲がり

※総務省消防庁作成のリーフレット 「住宅における電気火災に注意」 [PDFファイル/2.32MB]

※総務省消防庁作成の映像資料(リンク)「住宅における電気火災の原因と予防対策」​​


Adobe Reader

PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe社が提供するAdobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先からダウンロードしてください。(無料)