住宅防火対策のすすめ
印刷用ページを表示する 掲載日:2020年12月24日更新 ページID:0264635
住宅火災から大切な命と財産を守るためのポイント
毎年全国では、住宅火災により多くの命が失われています。近年では、毎年約900人の方が亡くなり、そのうちの約7割は65歳以上の高齢者となっています。
上尾市内でも、令和元年中、住宅火災で1名の方が亡くなり、11名の方が負傷するなど、多くの被害が発生しています。
(出典:総務省消防庁ホームページ)
住宅火災から大切な命・財産を守るため、家庭では、次のようなポイントに注意して火災を予防し、万が一の火災に備えましょう。
火災を起さないための対策
「たばこ」が原因の火災
- 寝たばこは絶対にしない
- 灰皿に吸い殻をためない
- 灰皿には水を入れておく
- たばこの吸い殻は必ず灰皿に捨てる
「ストーブ」が原因の火災
- ストーブの周りに燃えやすい物やスプレー缶などを置かない
- ストーブの周りに洗濯物を干さない
- ストーブをカーテンや家具に近づけて使用しない
- 給油は必ずストーブの火を消してから行う
- 石油タンクのキャップが閉まっているか必ず確認する
- 点火時に灯油がこぼれていないか確認する
- 部屋を離れる時には、ストーブを消す
-
ストーブは火災を防ぐ安全装置付きの物を使用する
「こんろ」が原因の火災
- 調理中に台所から離れる時には必ず火を消す
- こんろは壁から離して設置する
- こんろの周りは常に整理整頓をしておく
- 衣類の袖などには火が付きやすいので、十分注意する
-
コンロは火災を防ぐ安全装置付きの物を使用する
「マッチ・ライター」が原因の火災
- 子どもの火遊びを防ぐためにライターなどは放置しない
- 子どもに火の恐ろしさを教える
- 幼児だけをおいて外出しない
- 家の周囲に燃えやすい物を置かない
- ライターは、チャイルドレジスタンス機能(子どもが簡単に操作できない機能)が付いた物を使う
「ローソク・灯明」が原因の火災
- ローソク、線香などに火を付けているときはその場を離れない
- ローソク立てはローソクの大きさに合った物を使う
- ローソク立てを燃えやすい物の近くに置かない
- アロマテラピー用のローソクは、不燃性で熱の伝わりにくい台の上に置く
「電気器具・電気コード」が原因の火災
- 電気器具は取扱説明書をよく読んでから使う
- 電気コードをカーペットや家具などの下敷きにしない
- たこ足配線はしない
- コンセントの周りにほこりをためない
- 使わない器具はコンセントから抜く
火災が燃え広がるのを防ぐ対策
※防炎性能がある製品には、このマークが付いています。
火災を早く知るための対策
火災を早く消すための対策
- 住宅用消火器、スプレー式の消火器具などを設置する
「消火器のしおり」(発行:社団法人日本消火器工業会) [PDFファイル/2MB]
- 住宅用スプリンクラーなどを設置する
住宅防火対策に役立つ製品の入手先
住宅防火対策に役立つ製品の多くはホームセンターなどで販売されています。家族みんなでできることから取り組んでいきましょう。
住宅防火対策関連ページへのリンク
※「住宅防火対策推進協議会」ホームページ内の各種住宅防火コンテンツ