藤波の大山灯籠行事
印刷用ページを表示する 掲載日:2010年11月24日更新 ページID:0004734
市登録無形民俗文化財
(ふりがな) ふじなみのおおやまとうろうぎょうじ
【文化財名】 藤波の大山灯籠行事
【登録番号】 第26号
【種別】 民俗文化財・無形民俗文化財
【登録年月日】 平成21年12月16日
【保持団体】 天神氷川八幡合社
【概要】
藤波地区では、現在、鎮守である天神氷川八幡合社で、大山灯籠行事を行っている。7月27日が灯籠始めで、組立式の大山灯籠を立て、灯籠仕舞いの8月17日に倒す。大山講の関連行事とされ、大山阿夫利神社を石尊様ということから、石尊様の灯籠ともいう。
藤波の組立式灯籠は、灯籠部分が金属製の枠にガラスをはめた街灯風である特徴がある。神社の氏子総代4人は、5日単位で毎晩灯籠に火を灯し、この期間内、火を絶やさない。古くは、藤波のすべての家に順に油が回ってきて、一軒が一晩火を灯したという。