むくの木
印刷用ページを表示する 掲載日:2010年11月24日更新 ページID:0144661
市指定天然記念物
(ふりがな) むくのき
【文化財名】 むくの木
【指定番号】 第34号
【種別】 記念物・天然記念物
【員数】 1本
【指定年月日】 昭和42年5月1日
【所在地】 東町共同墓地(上尾市東町一丁目)
【概要】
ムクノキは、ニレ科の落葉喬木で多くは本州中部以南の山野に自生、また人家付近に栽植されます。幹周り約5m、樹高約20m、樹齢約500年とされています。
むくの木は、東町公民館と、その南側にある通称「鎌倉街道」の際に生育しています。同公民館のある一角は、古くは勢至堂があった場所で、勢至堂には、天明2(1782)年銘の勢至菩薩が祀られていて、公民館北東側に墓地が残っています。江戸後期成立した『新編武蔵風土記稿』には「勢至堂」とだけ記されてあり、詳細は不詳です。土地は平坦ですが、北東方向へ緩やかに傾斜しています。
往昔の鎌倉街道沿いに立ち、室町・戦国時代から街道を通る人々を見守ってきた大木です。
市刊行物のご案内
上尾市文化財調査報告
第62集上尾市指定天然記念物診断結果報告書(平成11年8月6日)
上尾市史
第九巻別編2 金石・文化財(平成11年3月31日)