氷川神社本殿彫刻
印刷用ページを表示する 掲載日:2016年3月9日更新 ページID:0144457
上尾市文化財紹介(有形文化財:彫刻)
(ふりがな) ひかわじんじゃほんでんちょうこく
【文化財名】 氷川神社本殿彫刻
【指定番号】 第17号
【種別】 有形文化財・彫刻
【員数】 1棟
【指定年月日】 昭和35年1月1日
【所在地】 氷川神社(上尾市二ツ宮)
【概要】
「二ツ宮の氷川神社」は上尾市の東部、南西から北東へ走る通称「鎌倉街道」の際にあります。明治40年代の神社合祀により、市内のそれまであった男体社と女体社(「二ツ宮」という地名の由来)のうち、後者が鍬大神宮(現在の氷川鍬神社=宮本町)へ合祀され、前者がそのまま当地に残りました。合祀前の氷川神社は上尾宿・上尾下・上尾村の総鎮守として厚く信仰されてきました。祭神(主神)は素戔嗚尊〔すさのおのみこと〕です。
本殿は、建築様式から見て江戸時代末期の建立と考えられます。
本殿の向拝や長押の表面に幾何文様の彫刻が、周囲の壁面や側壁面に仙人譚や波魚、雲鳥などを主題にした彫刻が施されており、これが指定の「氷川神社本殿彫刻」です。
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第九巻別編2 金石・文化財(平成11年3月31日)