夢・感動のホタル観賞会 -大石北小学校・親父の会-
平成24年6月30日(土曜日)、大石北小学校のビオトープにおいて、「夢・感動のホタル観賞会」が開かれました。
この大石北小のビオトープですが、平成7年に整備した後、水が枯れてしまいましたが、平成23年春から夏にかけて、大石北小親父の会の皆さんの活動により、新たに生まれ変わったものです。(大石北小親父の会は、この活動が認められて、本年度「あげお環境賞」を受賞しました。)
当日は観賞会の会場となる校庭のビオトープ整備と準備のため、5時ごろから、主催の親父の会の方々が集まりました。教員やお手伝いに来た子どもたちも、まだ午後の日射しが強いなか作業にあたり、ひと汗かきながら、初めての試みに胸をドキドキさせていました。
午後7時半の開始時刻を待ちきれない子どもたちが保護者の皆さんとともに学校に集まり、開始時刻には、列が校門を出て遊歩道にまで達するほどの大盛況でした。受付では、親父の会の方による「ホタル」についての説明が書かれたパンフレットと、先着50名の子どもには特製のしおりが配布され、どの子も嬉しそうに受け取り、大事そうに持って帰る姿が印象的でした。
午後7時半、親父の会ホタルプロジェクトを代表して、親父の会代表の小山さんと石塚校長先生からあいさつがあり、続いて親父の会ビオトープ担当の川田さんからホタルの観賞にあたっての説明や注意がありました。この時には、すでに列は校門を出て遊歩道にまで達していました。
いよいよ観賞会が始まりました。列の最初から順番にビオトープの周りを歩きながら、草むらに止まっているホタルや、虫カゴに入ったホタルを見て回りました。この頃には辺りはすっかり暮れて暗くなり、涼しい風が吹き抜けて、夕涼みのなか絶好のホタル観賞となりました。暗闇のなかにぽっかりと浮かび上がる蛍光緑の小さな光がいくつも重なって、夢幻的な世界が繰り広げられていました。
(すっかり大行列が。先頭で誘導するお父さんたちも気合が入ります)
(観賞会が始まりました。虫かごや草むらで光るホタルに感動です)
(最後に、虫かごのホタルを放します。子どもたちの手によって、ビオトープに放されました)
(虫かごの中のホタルです。暗闇のなかで光っているのがよく分かります)