不育症検査費助成
不育症とは
2回以上の流産、死産、あるいは早期新生児死亡の既往がある場合を不育症と定義しています。
(「厚生労働省研究班の研究成果を基にした不育症管理に関する提言」 より)
原因はさまざまですが、適切な検査と治療を行うことで、不育症に悩む85%の方が無事に出産できると言われています。
不育症検査費助成について
本年4月1日以降に終了した、不育症検査費の一部を助成します。
対象者
対象者は、次のすべての項目に該当する方です。
- 助成申請時に夫婦であって、双方または一方が上尾市に住民登録があること。
- 不育症検査開始時の妻の年齢が43歳未満であること。
- 流産・死産若しくは早期新生児死亡の既往が2回以上あることまたは流産等を繰り返すおそれがあると医師に診断されていること。
※ 助成要件確認のため当市が保有する住民基本台帳の公簿による確認や他自治体および医療機関に照会することに同意いただきます。
対象となる不育症検査
- 本年4月1日以降に終了した検査。
- 医療機関において実施した、不育症の診断のため医師が必要と認めた一連の検査。
- 検査開始から終了まで、夫婦または妻が1年以内に受けた検査。
助成内容
夫婦または妻が受けた不育症検査で、対象となる検査開始時の妻の年齢が35歳未満の方は上限3万円、43歳未満の方は2万円 (1,000円未満切り捨て)を限度とし、1組の夫婦につき1回限り助成します。
なお、対象となる検査費は「上尾市不妊検査費等助成事業に係る不育症検査実施証明書」に書かれた検査費となります。
申請に必要な書類
1.上尾市不妊検査費・不育症検査費助成金交付申請書
2.上尾市不妊検査費・不育症検査費助成金交付請求書
3.上尾市不妊検査費等助成事業に係る不育症検査実施証明書(医療機関発行の証明書)
4.検査費領収書の写し(必ず領収書の原本を持参してください)
5.助成金の振込を希望する銀行等口座の通帳の口座番号がわかる部分のコピー
6.印鑑
申請期限
不育症検査期間の終期の属する年度内。ただし、この年度の1月1日から3月31日までの間に検査の終期が属するものについては、翌年度6月30日までとなります。
検査終了後は、速やかに申請してください。
申請窓口
東保健センター、西保健センター
上尾市不妊検査費・不育症検査費助成金交付申請書 [PDFファイル/119KB]
上尾市不妊検査費・不育症検査費助成金交付申請書【記入例】 [PDFファイル/144KB]
上尾市不妊検査費等助成事業に係る不育症検査実施証明書 [PDFファイル/112KB]
上尾市不妊検査費・不育症検査費助成金交付請求書 [PDFファイル/55KB]
上尾市不妊検査費・不育症検査費助成金交付請求書【記入例】 [PDFファイル/62KB]
不育症に関する研究について
不育症に関して、厚生労働省の研究班により研究が進められています。
研究班によるホームページ(フイク‐ラボ) には、不育症に関する検査や治療などの詳しい情報や、「不育症Q&A」などが掲載されています。
相談窓口について
埼玉県では、不育症に関する相談を行っています。
1.埼玉県不妊専門相談センター
専門医による、不妊に関する検査や治療などの医学的な相談(面接・予約制)を行っています。
2.妊娠・不妊・不育症に関する電話相談
助産師による、妊娠・不妊・不育症に関する電話相談を行っています。
詳しくは、埼玉県のホームページ をご覧ください。