議第29号議案
印刷用ページを表示する 掲載日:2010年9月16日更新 ページID:0002478
国の小中学校の学級編制基準を30人とすることを求める意見書
7月26日、文部科学省の中央教育審議会分科会が「学級規模の引き下げ」を求める提言を発表した。これは国民が長年にわたり粘り強く求めてきた「30人学級」の要求と基本的に合致するものであり、自治体によっては、独自で実施しているところもある。
文部科学省の意見募集でも8割以上の人が望ましい学級規模を30人以下とするなど、「30人学級」は国民のつよい教育要求で学習の面からも、生活の面からみても高く評価されている。
また、学校現場では、定数が増えないなかで「多忙で授業準備ができない」という教員の長時間労働が常態化している中で問題の解決にとっても重要である。
さらに、「30人学級」は、若者の雇用を増やし、景気対策としてもきわめて有効な施策である。子どもは社会の宝である。豊かな教育条件を準備することは、未来をきずくことにつながる。
よって、国及び政府においては、国の小中学校の学級編制基準を30人とし、これを段階的に実施するよう強く要望する。
以上、地方自治法第99条の規定に基づき、意見書を提出する。
平成22年9月16日
上尾市議会
平成22年9月16日
提出者 上尾市議会議員 糟谷 珠紀
賛成者 上尾市議会議員 池野 耕司
賛成者 上尾市議会議員 遠藤 朝子