議第19号議案
印刷用ページを表示する 掲載日:2010年6月24日更新 ページID:0002464
子どもの医療費助成制度の創設を求める意見書
深刻な少子化の中、次代を担う子どもたちを安心して産み育てることができる環境づくりを推進することは、国民の強い願いである。子育てにかかる経済的な負担は大きく、とりわけ、子どもの医療費は健康と生命にかかわる問題で、支援の強化が今ほど求められているときはない。
現在、子どもの医療費助成制度は各自治体で独自に設けられている。しかし、自治体の財政状況などにより助成内容の格差が生まれている。どこに住んでいても等しく医療を受けられるよう国の制度の創設が急がれている。
政府の見解では、小学校入学前までの医療費無料化は約3,000億円あれば実現することが明らかになっている。国が子どもの医療費助成制度を設けることで、すべての子育て世帯の医療費負担を軽減でき、さらに各自治体は、それに上乗せする形で独自の医療費助成制度を実施することが可能になる。
よって国及び政府においては、子どもたちの健やかな成長を保障し、保護者の医療費の負担を軽減するために、国の制度として子どもの医療費助成制度を早急に創設するよう強く要請する。
以上、地方自治法第99条の規定に基づき、意見書を提出する。
平成22年6月24日
上尾市議会
平成22年6月24日
提出者 上尾市議会議員 遠藤 朝子
賛成者 上尾市議会議員 糟谷 珠紀
賛成者 上尾市議会議員 秋山 もえ