議第20号議案

原油価格高騰に伴う支援対策の拡充に関する意見書

　原油価格をはじめ、生活全般にわたる原材料価格の高騰、とりわけガソリンや灯油などの価格が異常に急騰し、食料品、電気・ガス料金なども軒並み引き上げられた。家庭においても可処分所得の低下、消費の低迷など国民生活に深刻な影響を与えている。
　また、原油高騰により中小企業の経営環境が悪化するなど、日本経済の先行きにとって大きな問題となっている。
　こうしたもとで政府は、原油高対策を実施しているものの、依然として国民生活は厳しい状況にあることから、さらなる中小企業や国民への支援策を講じることは喫緊の課題となっている。
　よって、国及び政府においては、下記の事項を実現するよう強く要望する。　　

記

1　地方自治体が実施している生活支援策に対し、財源支援を実施すること
2　中小・小規模企業への対策として、緊急融資、保障制度等の金融支援策の
追加・延長を行うこと
3　便乗値上げの監視強化とともに、石油量の確保および公正な取引価格の指導等、石油価格の安定化、石油製品の安定供給を図ること

以上、地方自治法第99条の規定に基づき、意見書を提出する。

平成20年9月24日

上尾市議会

平成20年9月24日

提出者　上尾市議会議員　糟谷　珠紀　
賛成者　上尾市議会議員　池野　耕司
賛成者　上尾市議会議員　遠藤　朝子