議第17号議案
アナログ波停止後も今のテレビもチューナーの取替えで使用できることの周知の徹底を求める意見書
2011年7月にアナログ放送を打ち切り、地上デジタル放送への全面切り替えが進められている。
今日、一人一台ぐらいの割合でテレビが普及しているということをみると、アナログテレビは1億3千万台前後、デジタルテレビは平成15年日本ケーブルラボの調査では、737万台と資料が出されている。
いずれにしても圧倒的にアナログテレビが多く、1億台を超えるデジタル用のテレビの販売がなければ、現在利用している国民の利便性は大きく損なわれ、仮に一家に一台としても4千万台の販売が必要になる。
2011年アナログ波が止まれば、1億台前後の活用できるテレビが、ごみ同然になるということも言える。
一方家庭においては、経済的負担も影響して、情報難民が生まれるとの不安もある。
よって国及び政府においては、これらを防ぐためには、デジタルテレビの低廉化をすすめることや現在のアナログテレビにチューナーを取り付けることによって、より安価にアナログ停波後も、テレビを見ることができることを国民に周知徹底することを求めるものである。
以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
平成18年9月20日
上尾市議会
平成18年9月20日
提出者 上尾市議会議員 児玉 晋
賛成者 上尾市議会議員 橋北 富雄
賛成者 上尾市議会議員 谷澤 公彦
賛成者 上尾市議会議員 深山 孝