議第3号議案
コロナ禍による厳しい経済状況を考慮し、公共工事に関する地元企業活用による地域活性化を求める意見書
新型コロナウイルス感染症のまん延により、地域経済にも大きな影響が出ており、厳しい状況にある。
地方自治体としても、市内経済の安定、活性化を図るため、さまざまな施策を実行している。
高速道路など、高規格幹線道路の整備は、交流人口・物流を増大させ、地域の連携による都市の成長をもたらすストック効果が期待される社会資本であり、地域経済の活性化をはじめ、地域住民、近隣市町の交通利便性の向上に資することは、理解している。
新型コロナウイルス感染症拡大の影響や、感染防止対策等による経済の停滞により、来年度においても、引き続き厳しい状況の見込みであり、このような厳しい状況を打開するためにも、地域経済の活性化、安定が強く求められている。
よって、国及び政府においては、コロナ禍による厳しい経済状況を考慮し、首都高速道路の延伸、自動車専用道路など、高規格幹線道路の整備等、公共工事に関する地元企業活用による地域活性化に向け、下記事項を確実に実現されることを要望する。
記
1 首都高速道路、自動車専用道路など、高規格幹線道路の整備等については、速やかに事業を進め、早期に完了するよう努めること。
2 市内経済の安定、活性化を図るため、資材をはじめ、工事に関係する人・もの等については、地元企業を優先的に活用する等、弾力的に対応するように配慮をすること。また、関係機関に働きかけること。
以上、地方自治法第99条の規定に基づき、意見書を提出する。
令和4年3月23日
上 尾 市 議 会
令和4年3月23日
提出者 上尾市議会議員 原田 嘉明
賛成者 上尾市議会議員 尾花 瑛仁
〃 〃 戸野部 直乃
〃 〃 鈴木 茂
〃 〃 池田 達生