議第2号議案
首都高速道路延伸に依る騒音公害予防を含めた、環境保全を求める意見書
高速道路、高規格幹線道路の整備等は、交流人口・物流を増大させ、地域の連携による都市の成長をもたらすストック効果が期待される社会資本である。
首都高速道路の延伸は、地域経済の活性化を始め、地域住民、近隣市町の交通利便性の向上、災害時に救援活動や、復旧、復興に欠かせない重要な施設である。
しかし、現状で供用されている高速道路、自動車専用道路などの高規格幹線道路の周辺においては、騒音、振動、排気ガス等の公害の発生により、地域住民の生活に支障をきたす事案が生じており、地域住民が、引き続き安心して生活できるよう、環境保全に最善の注意を払うことが、強く求められている。
よって、国及び政府においては、首都高速道路延伸の工事に当たり、下記事項を確実に実現されるよう、強く要望する。
記
1 首都高速道路延伸の工事期間中においては、環境保全に最善の注意を払うこと。
2 首都高速道路延伸工事については、設備、素材、仕様等で、環境保全に努め、供用後を含めた騒音等の軽減対策について、設計段階から考慮し対応すること。また、関係機関に働きかけること。
以上、地方自治法第99条の規定に基づき、意見書を提出する。
令和4年3月23日
上 尾 市 議 会
令和4年3月23日
提出者 上尾市議会議員 原田 嘉明
賛成者 上尾市議会議員 井上 智則
〃 〃 荒川 昌佑
〃 〃 田中 一崇
〃 〃 池田 達生