議第26号議案
埼玉県立上尾東高等学校の跡地の有効活用を求める決議
埼玉県立上尾東高等学校は、昭和49年、人口急増と高校進学者の増加という社会情勢の中、上尾市平塚地内に開校した。開校に際しては、当時一般会計予算約81億円の予算規模のうち、5%程度を占める約4億円の市税を投じ、仮設校舎の建設、一部用地の買収、造成工事などを支援している。これは、現在の財政規模の約500億円と比較しても、相当な市税を投入した事業になり、投資財源の少ない状況下での、上尾市の積極的な支援であった。
また、土地取得や通学道路整備などでは、地元の方々の並々ならぬ御協力を得て開校したものである。
埼玉県においては、県立高等学校の中期再編整備計画の一環として平成19年度末で閉校することとなっているが、閉校後の活用に関しては、下記の点について配慮するよう求める。
記
1 閉校後の跡地利用について、上尾市及び地元住民の意見を最大限尊重し、十分協議すること。
2 協議に当たっては、将来の周辺のまちづくりを視野に入れ、文化施設(美術館等)の設置などを検討すること
以上決議する。
平成18年12月20日
上尾市議会
平成18年12月20日
提出者 上尾市議会議員 田中 守
賛成者 上尾市議会議員 島村 充
賛成者 上尾市議会議員 遠藤 朝子
賛成者 上尾市議会議員 伊藤 美佐子
賛成者 上尾市議会議員 岡野 喜一
賛成者 上尾市議会議員 武藤 政春