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「誰かのためになること」が、やがて自分のために

印刷用ページを表示する 掲載日:2025年7月1日更新 ページID:0399104
職員の写真

入庁動機・きっかけ

 振り返ってみると、当初の動機は漠然としていました。学生の頃は、仕事の具体的なイメージを持たないまま、「誰かのためになる仕事がしたいな」という程度の感覚で職業選びをしていました。
 その結果、前職である医療機関に就職し、地域医療に携わる中で、「もっと地域を中心とした仕事がしてみたい」という思いが漠然と芽生えていきました。最終的には、「とりあえず受けてみよう」という気持ちで応募したのがきっかけでした。

今の部署の仕事について

 介護保険と聞くと、通所介護や訪問介護などの「介護給付」をイメージされる方が多いかもしれませんが、私は介護保険法に規定されている「地域支援事業」を中心に担当しています。
 地域支援事業は、高齢者が可能な限り地域で自立した生活を営めるよう支援することを目的としたもので、地域の高齢者に対する総合相談や権利擁護、地域連携ネットワークの構築、生きがいづくりや介護予防など、住民主体の取り組みを支援しています。
 現場では、制度だけでは解決できない「困りごと」も多く、複数の制度が複雑に絡み合っているため、理解に苦しむ場面もあります。それでも、職員同士が力を合わせながら、一つひとつ丁寧に対応し、地域に寄り添った支援を行っています。

上尾市を目指すみなさんへのメッセージ

 入庁前に想像していた以上に、市役所の仕事は考えることが多く、市民の生活に深く関わる場面も少なくありません。特に福祉関連の部署では、その方の人生に影響を与えるような支援や介入を行うこともあります。
 また、マニュアル通りに仕事をこなすのではなく、むしろマニュアルや仕組みそのものを作り上げていくような仕事だと感じています。複雑な制度をいかにわかりやすく伝えるか、答えのない課題にどう向き合い、どこに落とし所を見つけるかを考えながら取り組むことで、自分自身の成長にもつながっています。
 就職や転職を考える際には、少しでも「やりたい仕事」と重なる部分があれば、ぜひチャレンジしてみる価値があると思います。皆さんと一緒に働ける日を楽しみにしています。

経歴

 2014年 健康福祉部 障害福祉課

 2018年 総務部 職員課

 2023年 健康福祉部 高齢介護課