声にならない声にも気づける職員であること

入庁動機・きっかけ
当初は民間企業への就職を志望していましたが、就職活動を進めていくにつれ、様々な職種が経験できるという市役所ならではの魅力と、自分の生まれ育った上尾市で働きたいという思いが強くなり、上尾市役所を志望しました。私には、これといった得意分野もなかったので、自分の強みを活かせる仕事を探すというよりも、たくさんの仕事に触れながら自分の貢献できる分野をどんどん広げていきたいと考え、入庁を決意しました。
今の部署の仕事について
高齢介護課では、介護が必要な方への支援から、元気な高齢者の社会参加の促進まで、高齢期を支える幅広いサービスと仕組みづくりを担っています。
高齢化が進む現在、窓口や電話を通じて、日々多くの高齢者やそのご家族からご相談をいただいています。その中で私たちに求められるのは、制度の理解だけでなく、「一人ひとりに寄り添う姿勢」や「現場を見て考える力」だと感じています。
本当にその方が伝えたいこと、必要としていることを汲み取り、適切な対応をすることが非常に重要です。
私自身、まだまだ未熟ではありますが、答えが一つに定まらない時代だからこそ、型にはまらない柔軟な発想を持ち、日々試行錯誤を重ねながら業務に取り組んでいます。
上尾市で働く魅力
上尾市は、人口約23万人の中核市でありながら、市民の方との距離が近いことが大きな強みだと感じています。地元に密着した行政だからこそ、一つの提案がまちの変化につながったり、小さな支援が大きな安心感を生んだりと、自分の仕事の影響を身近に実感できる点は、大きな魅力の一つです。
また、研修やサポート体制も充実しており、私自身もサポーターをはじめ、周囲の職員や同期の支えによって、不安の多かった1年目を乗り越えることができました。
公務員には「まじめ」や「堅い」といったイメージを持たれがちですが、それ以上に、人の温かさや個性あふれる人間性を感じられた1年でもありました。
上尾市役所で働く方には、ぜひその魅力を肌で感じていただきたいと思います。
経歴
2024年 健康福祉部 高齢介護課