第37回2024上尾シティハーフマラソンが開催されました
11月17日、第37回2024上尾シティハーフマラソンが開催されました。
上尾シティハーフマラソンのコースはアップダウンの少ない平坦な走路のため、好記録が期待できます。
市内外から総勢約8,000人のランナーが集まり、大学生や実業団などのトップランナーにも多数ご参加いただきました。
また、ゲストランナーに川内 優輝さん、ゲストにキラリ☆あげおPR大使・競歩選手の岡田 久美子さん、日本一走るアナウンサーの長谷川 朋加さん、埼玉上尾メディックスOGの内瀬戸 真実さん、井上 美咲さんを招き、大会を盛り上げました。
スタート時には秋空に薄い雲が広がり風も弱く、絶好のマラソン日和でした。
ウォーミングアップをする選手からは緊張感が漂います。
開会式が終わると、いよいよハーフの部が一斉にスタートし、多くのランナーがコースに駆け出す光景は圧巻でした。
畠山市長と岡田久美子さんに見送られ、先頭集団に続き、一般ランナーも軽やかに走り出します。
学校や仕事の仲間、家族の勇姿を見に来た人や、トップランナーの走りを見て応援したい人など、沿道には多くの人が集まり「記録を狙える良いペースだ!」「頑張れ!」と大きな声援と拍手でランナーの力走を後押ししました。
市街地から緑豊かな郊外のコースを走るハーフの部では、ランナーたちは市内各地のさまざまな秋の表情を楽しみながら走りました。
ハーフに続き、5キロ、3キロの部もスタートし、手を振りながら楽しそうに陸上競技場を出発しました。
それぞれの部門で幅広い世代のランナーが市内の街並みを駆け抜ける姿は、上尾シティハーフマラソンならではの光景でした。
1位の選手が陸上競技場のトラックに入ると、客席からは大きな歓声と拍手が響きました。
ゴールの瞬間には手を大きく広げて喜び、多くのランナーから達成感に満ちた表情が見られました。
ゴールを迎える頃には気温も上がりすっきりとした快晴となり、各部門の上位入賞者は晴れやかな表情を見せ、表彰台に並びました。
ハーフ大学生男子の部では、大東文化大学の棟方 一楽さんがU20日本最高記録を更新し、優勝を収めました。
また、今大会は「あげおdeマルシェ」も同時に開催され、競技場外でも上尾のグルメや自動車会社のブースが並びにぎわいを見せました。
レース後の沿道では「実際にランナーの走りを見たら自分も走りたくなってきた」「来年はランナーとして参加してみようかな」という声が聞かれ、ランナーから力をもらった人の姿が見られました。
記録に挑戦する人、初めて出場した人、ランナーのひたむきな姿に勇気付けられた人など、世代や立場を越えてさまざまな人が楽しめた、一体感のある大会となりました。