市指定無形民俗文化財「藤波のささら獅子舞」が上演されました
印刷用ページを表示する 掲載日:2024年10月10日更新 ページID:0379349
10月6日、藤波の天神社で秋祭りが行われ、市指定無形民俗文化財「藤波のささら獅子舞」が上演されました。
秋の風物詩である獅子舞を見るため、多くの人が集まりました。
秋祭りは午前から開催され、初めに同じく市指定無形民俗文化財の「藤波の万作踊り」と「藤波の餅つき踊り」が披露されました。
子どもたちは餅つきの体験をして満足げな表情を浮かべていました。
出来上がった餅は祭りの参加者に振る舞われ、子どもたちから「自分でついた餅はおいしい」という声が聞かれました。
夕方からはいよいよ約2時間に及ぶ獅子舞の上演が始まり、日が暮れた後もその迫力に多くの人が見入っていました。
藤波のささら獅子舞は、三百数十年前から伝わるものといわれ、神社に響き渡る太鼓や優美な笛の音色、豪快な舞に、長い歴史と代々受け継がれた伝統を感じることができました。
伝統を守り、受け継ぐ人たちの想いを乗せた獅子舞が、秋の天神社に彩りを添えました。