快適・健康・省エネの住まいづくりセミナーを行いました
令和6年7月28日に協働のまちづくり推進事業で「快適・健康・省エネの住まいづくりセミナー」を行いました。
24人の市民が参加し、断熱改修について知識を深めました。
環境省 デコ活応援隊隊長補佐の中村さんは、国民・消費者の行動変容、ライフスタイル変革を強力に後押しするため、新しい国民運動「デコ活」についてお話ししました。デコ活のデは「電気も省エネ 断熱住宅」であり、断熱がとても大切と伝えました。
環境省 デコ活応援隊隊士の竹満さんは、熱中症予防について、熱中症の起きるメカニズムや環境省の取り組みなどをお話ししました。熱中症になる方の多くはクーラーをつけていないことを話し、適切な空調の使用を呼びかけました。
日本唯一の断熱ジャーナリスト高橋真樹さんは断熱とは何か、地球温暖化対策との関わりなどを、現在住んでいるエコハウスの実体験とともにわかりやすくお話ししました。高橋さんが「実は、日本の住宅はドイツなどの海外先進国に比べて断熱基準が低く、気密性が低いので電気代を無駄に使っている」と話すと会場からは驚嘆の声が上がりました。
さいたま断熱改修会議の水村さん(水村設計事務所)は、断熱改修工事が天井、内壁、外壁、床下、窓の5種あることや効果的な断熱改修工事、一般的な工事日数などを解説しました。参加者は熱心にメモを取り、うなずきながら話を聞いていました。
参加者は「暑さ寒さを我慢することは良くないことがわかった」「内窓をつけてみたくなった」など、自分の住まいや空調の使い方について考える機会となったようです。