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困難女性支援ネットワーク 講演会開催のお知らせ 「DV・性加害はなぜ起こるのか」

印刷用ページを表示する 掲載日:2024年10月1日更新 ページID:0372523

【お知らせ】

※斉藤章佳さんの講演タイトルおよび講演の順番が変更になりましたので、ご承知おきください。

※10月1日より斉藤章佳さんが「西川口榎本クリニック副院長」になりました。

 

困難女性支援ネットワーク講演会チラシ [PDFファイル/894KB]

 講演会チラシ困難女性支援ネットワーク講演会チラシ(裏)

 

​毎年11月12日から11月25日は内閣府による「女性に対する暴力をなくす運動」の期間です。

上尾市では、女性支援をより一層の拡充を図るため、7月26日に県内初の市民参加型「上尾市困難女性支援ネットワーク」を発足しました。

事業の一環として、「女性に対する暴力をなくす運動」の期間に合わせ、講演会を開催します。

なぜDVや性加害が起こるのか・・・被害者だけでなく加害者の心理についても学んでみませんか?

 

第一部 上尾市困難女性支援ネットワークについて

 (内容)◆上尾市困難女性支援ネットワークについて

     ◆上尾市配偶者暴力相談支援センターにおける支援の現状

 

第二部 講演会  テーマ「DV・性加害はなぜ起こるのか?」

【記念講演】13時30分~「生きづらいのは、あなたのせいじゃない。~この社会の持つ ”偏り” を、性加害の更生過程から考える」 ※講演タイトルが変更となりました。ご了承ください。

講師のご紹介

 斉藤 章佳(さいとう あきよし)さん 【西川口榎本クリニック副院長 (精神保健福祉士/社会福祉士)】

斉藤章佳先生

 1979年滋賀県生まれ。大卒後、アジア最大規模といわれる依存症施設である榎本クリニックにソーシャルワーカーとして、約20年に渡りアルコール依存症を中心にギャンブル・薬物・摂食障害・性犯罪・児童虐待・DV・クレプトマニアなど様々なアディクション問題に携わる。その後、2024年10月から現職。

専門は加害者臨床で現在まで3,000名以上の性犯罪者の治療に関わる。また、都内更生保護施設では長年「酒害・薬害教育プログラム」の講師をつとめている。小中学校では薬物乱用防止教育をはじめ、大学でも早期の依存症教育に積極的に取り組んでおり、全国での講演も含めその活動は幅広くマスコミでも度々取り上げられている。東京都痴漢被害実態把握調査委員、一般社団法人痴漢抑止活動センターアドバイザー。

 

主な著書

『男が痴漢になる理由』(イースト・プレス)、『「小児性愛」という病─それは、愛ではない─』(ブックマン社)、『セックス依存症』(幻冬舎新書)、『盗撮をやめられない男たち』(扶桑社)、新刊に『子どもへの性加害 性的グルーミングとは何か』(幻冬舎新書)、『つながりを、取り戻す。』(ブックマン社)など​

 

講演にあたって

 本講演は、上尾市困難女性支援ネットワークの協力機関「認定NPO法人彩の子ネットワーク」のみなさんと共同で企画しました。この講演を通じて、私たちが抱える「生きづらさ」の根底には何があるのか、考えてみませんか?

 

伝えたいこと 

 ”困難な問題”の中身は様々ですが、困難に陥る原因は、その人そのものにあるのではありません。就労のしづらさ、未婚や離婚での生活の立てづらさ、子育ての責任が女性ばかりに置かれがちな現状等、私たちが生きている社会の構造そのものが、女性を生きづらくさせています。また、女性が生きづらい社会は、男性やどんな性にとっても生きやすい社会とは言えません。

 日本は、まだまだ、男性が中心で回っている社会です。未婚でも、結婚したとしても、女性が1人で主体で生きることが当たり前にできなくては、この問題はなくなりません。

 今回は、性加害者の更生プログラムに長年携わってきた、斉藤章佳 さんを講師にお招きし、この社会の偏りについて考えます。性加害をするのは、特別な人ではなく、ごく普通に社会生活を送っている人だそうです。性加害男性の思考(パターン)や、更生過程を知ることにより、この社会が持つ構造を捉えなおしたいと思います。

 女性が、現在、どのような状況に置かれているのか、そこを抜け出し、自分自身を大切に生きるにはどう考え、どう行動できるといいのか、考えていきたいと思います。 (認定NPO法人彩の子ネットワーク)

 

※12月7日 「第25回あげおヒューマンライツミーティング21~人権について考えるつどい」で、斉藤章佳さんのワークショップを開催します!

詳しくはこちら→ 市ホームページ 

【基調講演】15時15分~「警察における女性被害者支援の実際と課題」

 (内容)困難女性支援ネットワークの構成機関でもある上尾警察署(生活安全課)における、女性被害者支援の実態について学びます。

 

日時

 令和6年11月19日(火曜日)

 13時15分から16時00分(開場13時)

場所

 あげお富士住建ホール(上尾市文化センター) 小ホール

 地図はこちら あげおガイドアピマップ(あげお富士住建ホール)

対象

 市内在住・在勤・在学の人(乳幼児・児童の同伴可)※託児はありません。

定員

 100名(先着順)

申し込み

 不要

その他

 講演会終了後、アーカイブ配信を行います。 詳細が決まり次第お知らせします。

 

 


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