アグリサポーター養成講座が開催されました
5月11日、市内の内田栄作農園で「アグリサポーター養成講座」が行われました。
アグリサポーターとは、市内農家の高齢化と後継者や担い手不足により、生産を縮小する人や農業をやめてしまう人をサポートするため、農業に関心を持ち、市内農業について真剣に考え、応援してくれる人(ボランティア)を「アグリサポーター」として発掘・育成し、農家とともに力を合わせて「上尾の安全で新鮮な農産物」の生産に関わっていただくというのが「アグリサポーター制度」です。
アグリサポーターを希望する人に、農業に関する基礎的な知識と技術を習得していただくのが「アグリサポーター養成講座」です。
今回は市内で果樹園を営む「内田栄作農園」で、キウイフルーツやブドウの栽培について講座と実技が行われました。
当日はちょうど、キウイフルーツの花弁が開く時期で、前半の座学のあと、参加者は花弁を摘み取り、受粉作業の工程を見学しました。受粉作業から摘果・収穫・追熟保管の一連の工程について、農園の作業場で見学を行い、参加者は実際に作業を思い浮かべながら真剣に見学していました。
本日講師となった内田さんからは、同じ作物を作っている農園でもやり方は千差万別、それぞれの農園ごとのやり方を意識することが大切ですとの話が印象的でした。
お互いの立場を理解し、コミュニケーションを取りながら、共に「より良い農作物を作っていこう」という気持ちが大切に、講習を受けた人たちが育てる市内農産物の今後が楽しみです。