上尾小学校150周年式典が催されました
2月9日、上尾小学校で「上尾小学校150周年式典」が行われました。
上尾小学校は明治6年5月28日に開校し、昭和44年ごろに現在の鉄筋3階建ての校舎となりました。
式典は3部構成で行われ、低学年の部、高学年の部、大人の部に区分けされました。
1部・2部はお笑い芸人のキャラメルマシーンが子どもたちの前でサイエンスマジックショーを披露しました。
目の前で繰り広げられる不思議なマジックと軽快なトークに子どもたちは大はしゃぎ。
終了後には「面白かった」「ネタとマジックが調和していてすごかった」という感想が飛び交いました。
3部は、子供たちを支えている地域の方や保護者など、約100人が集まりました。
5年生のすてきな歌声で2曲披露されたのち、校歌斉唱では子どもたちと一緒に出席者の大きな歌声が響きました。
150周年式典実行委員会の鎌田委員長は「伝統ある上尾小学校の記念すべき150周年の式典に携われたこと心よりうれしく思っています」とあいさつしました。
島宗校長は「希望と書かれたカギを見つけ、100周年の時の書類や写真、120周年の時に書かれた引き継ぎ書などが、150周年の節目に、50年前、30年前のメッセージとして触れることができたことはとても素敵なことだと感じます。アナログからデジタルへと変わる現代の時代の流れに、上尾小の歴史と伝統を融合させながら、将来活躍する人材を育成していきたい」と話しました。
PTA会長は「150年という歴史を感じながら今日を迎えました。周年記念事業で行ったバルーンリリースは拾った人から連絡がきたり150周年をお祝いするメッセージをもらったりしました。子どもたちの思い出になったと思います」と話しました。
畠山市長は、地域の学校教育目標である「心を大切にする児童の育成」の下、今後も学校、家庭、地域が一体となり、心豊かで知性と健やかな体を兼ね備えた児童を、引き続き育てていってほしいとお祝いしました。
西倉教育長は、上尾小学校の歴史と変遷に触れ、地域の方々や校長先生、教職員、保護者などが限りない愛情を注いできたことや、学習指導では説明する力の育成に力を入れていること、また、児童一人一人を大切にする校風であることを称賛しました。
記念ムービーが流れると、上尾小学校の歴史に「なるほど」「知らなかった」という声が漏れ、当時上尾小に通っていた方の言葉や戦時中のや戦時中の小学校の話に鼻をすする音が聞こえました。バルーンリリースや人文字を楽しそうに行う子どもたちが最後に映され、感動し涙を流す保護者の姿も見られました。