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ヤングケアラーを知って・気づいて・つながろう(目の不自由な方へ)

印刷用ページを表示する 掲載日:2023年7月1日更新 ページID:0355912

ヤングケアラーとは(知りたい)

 ヤングケアラーとは、本来大人がケアすると想定されているような、家事や家族の世話などのケアを日常的に行っている18歳未満の子どもを言います。
 例えば、こども家庭庁のホームページでは次のようなものが例示されています。

・障害や病気のある家族に代わり、買い物・料理・掃除・洗濯などの家事をしている
・家族に代わり、幼いきょうだいの世話をしている
・障害や病気のあるきょうだいの世話や見守りをしている
・目の離せない家族の見守りや声かけなどの気づかいをしている
・日本語が第一言語でない家族や障害のある家族のために通訳をしている
・家計を支えるために労働をして、障害や病気のある家族を助けている
・アルコール・薬物・ギャンブル問題を抱えている家族に対応している
・がん・難病・精神疾患など慢性的な病気の家族の看病をしている
・障害や病気のある家族の身の回りの世話をしている
・障害や病気のある家族の入浴やトイレの介助をしている


 また、上尾市では、ヤングケアラーだけでなく、18歳以上から30歳代を「若者ケアラー」として子どもから若者までの切れ目ない支援に取組んでいます。​

ケアとお手伝いの違い

 家事や買い物と聞くと「それはお手伝いでしょ?」と考える人もいるかもしれません。しかし、時に彼らが担うケアは、年齢や成長段階に見合わない負担や責任を負っていることがあります。また、日常生活に支障があるほど長時間にわたっているかもしれません。

 ケアの内容が、その子にとって「お手伝い」なのか「重い負担」なのかを一律に線引きすることは、とても難しいです。あえて判断するとしたら「状況」「頻度や時間」「責任の度合い」「本人の気持ち」「その子が役割を担わなくても、家族の生活が維持できるかどうか」などがポイントになります。

 責任や負担の重さで子どもたちがあきらめてしまっていることは、
・勉強や受験、進学
・友達と放課後に遊ぶこと
・自由に夢を描くこと
などがあります。

オンラインサロン(つながりたい)

 自分はヤングケアラー・若者ケアラーかな、と思う子ども・若者の相談や交流のためのオンライン上の居場所です。

上尾市オンラインサロン日程

 上尾市オンラインサロン日程(令和5年9月から令和6年3月)

第一回 令和5年9月15日 金曜日 16時00分から18時00分まで (終了しました)
第二回 令和5年10月3日 火曜日 16時00分から18時00分まで (終了しました)
第三回 令和5年11月2日 木曜日 19時00分から21時00分まで (終了しました)
第四回 令和6年1月10日 水曜日 16時00分から18時00分まで (終了しました)
第五回 令和6年2月19日 月曜日 20時00分から22時00分まで
第六回 令和6年3月21日 木曜日 20時00分から22時00分まで

 詳しくは、子ども家庭総合支援センターへお問い合わせください。

オンラインコミュニティ―

 一般社団法人ヤングケアラー協会が運営する「ヤンクル コミュニティー」は、ヤングケアラー・若者ケアラーが参加するオンラインコミュニティ―です。
 「返信不要の独り言」「悩みを相談したい時」「仕事の相談」など、テーマごとに分かれたチャットルームでの会話ができます。

相談窓口(相談したい)

 ヤングケアラー(ヤングケアラーかもしれない子どもを含む)や若者ケラーについての相談先です。

上尾市ヤングケアラー相談窓口(市役所5階 子ども家庭総合支援センター内)

 ヤングケアラーコーディネーターが電話や対面でお話をうかがいます。相談内容の秘密は守られます。

・曜日 月曜日から金曜日
・時間 8時30分から17時00分
・電話番号 048-783-4964(市役所5階 子ども家庭総合支援センター)
・メールアドレス s172100@city.ageo.lg.jp

LINE相談(埼玉県ヤングケアラーチャンネル)

 埼玉県内のヤングケアラーやその保護者の方も利用できます。ケアのこと、家族のこと、学校や進学のことなど、LINEでお話できます。ヤングケアラーなのかわからないという方もご利用ください。
 また、さまざまな情報も発信しています。

親と子どもの悩みごと相談@埼玉

 子育ての不安や親子関係など保護者の方の悩みや、家族からの虐待に関する子どもの皆さんの悩みなどを相談できます。

その他相談窓口

【ヤングケアラー相談窓口】
(1)
相談の内容:ヤングケアラーの悩みや不安
市の相談窓口:子ども家庭総合支援センター
問い合わせ:電話(048-783-4964)
受付時間:祝日・年末年始のぞく平日8時30分から17時00分
※来庁相談も可能

【LINE相談】
(1)
相談の内容:ヤングケアラーの悩みや不安
相談先:埼玉県ヤングケアラーチャンネル
問い合わせ:LINE(LINE ID「@saitama-youngcarer」)
受付時間:祝日・年末年始のぞく平日11時00分から20時00分、メッセージ送信は24時間365日可能

(2)
相談の内容:子育ての不安や親子関係などの悩み
相談先:親と子どもの悩みごと相談@埼玉
問い合わせ:LINE(LINE検索「親と子どもの悩みごと相談@埼玉」 ※友達検索機能ではありません)
受付時間:年末年始をのぞく平日9時00分から21時00分、土日祝日9時00分から17時00分

(3)
相談の内容:こころの健康に関する悩み(埼玉県内に居住または通学・通勤等している方)
相談先:こころのサポート@埼玉
問い合わせ:LINE(LINE ID「@kokosai」)
相談時間:日曜日21時00分から翌6時00分、月曜日21時00分から翌1時00分まで
受付時間:相談開始時間から終了30分前
相談期間:ホームページを確認
 
【オンラインサロン】
(1)
相談の内容:自分はヤング・若者ケアラーかな、と思う子ども・若者の相談や交流の居場所
相談先:上尾市ヤングケアラーオンラインサロン
URL:https://www.city.ageo.lg.jp/page/327423.html

(2)
相談の内容:ヤングケアラーと若者ケアラーのオンラインコミュニティ
相談先:Yancle community(ヤンクルコミュニティー)
URL:https://yancle-community.studio.site

【電話相談】
(1)
相談の内容:いじめ、友達、学校、家庭、どんなことでも(保護者も可)
相談先:子どもスマイルネット
問い合わせ:電話(048-822-7007)
受付時間:祝日・年末年始をのぞく毎日10時30分から18時00分

(2)
相談の内容:子どもの福祉に関する相談
相談先:児童相談所相談専用ダイヤル
問い合わせ:電話(フリーダイヤル 0120-189-783)
受付時間:毎日24時間

(3)
相談の内容:いじめやSOSなど、どんなことでも(こども向け)
相談先:24時間子どもSOSダイヤル
問い合わせ:電話(フリーダイヤル 0120-078-310)
受付時間:毎日24時間

(4)
相談の内容:どんなことでも
相談先:よりそいホットライン
問い合わせ:電話(0120-279-338)
受付時間:毎日24時間(外国語ラインの相談時間は10時から22時まで)

【ケアやこころの相談】
(1)
相談の内容:高齢者のケア
市・その他の相談窓口:高齢介護課(地域支援担当)、地域包括支援センター
問い合わせ:電話(高齢介護課 048-775-4190)、もしくは、お住まいの地域のセンターに直接ご相談ください。
受付時間:高齢介護課 祝日・年末年始をのぞく平日8時30分から17時15分、地域包括支援センター センターごと

(2)
相談の内容:障がい児者のケア
市・その他の相談窓口:障害福祉課(地域支援第一・第二担当)、障害者生活支援センター
問い合わせ:電話(障害福祉課 048-775-5122)、もしくは、お住まいの地域のセンターに直接ご相談ください。
受付時間:障害福祉課 祝日・年末年始をのぞく平日8時30分から17時15分、障害者生活支援センター センターごと

(3)
相談の内容:こころの健康(メンタルヘルス)
市・その他の相談窓口:健康増進課 いのちのオンライン相談窓口
問い合わせ:https://www.city.ageo.lg.jp/page/030120080101.html
受付時間:毎日24時間(相談実施時間帯はホームページを確認)

上尾市の取組

上尾市子ども・若者ケアラー支援の推進に関する条例

 全国発の「ヤングケアラー」だけでなく「若者ケアラー」も対象とした条例として、令和5年7月1日に施行されました。
 市の取組として、地域全体で子ども・若者の成長を支えるための環境づくりなどを進めています。

啓発カード

 上尾市ではヤングケアラー啓発カードを作成しています。
 なかなか自分事として感じとりづらい児童・生徒のみなさんに向けたもので、カードを通してまずは関心をもってもらうことを目的としています。

チラシ

 上尾市ではヤングケアラー関連の相談窓口を周知するチラシを作成しています。

上尾市ヤングケアラー実態調査の結果

 令和4年度、上尾市におけるヤングケアラーと思われる児童・生徒に関する状況を把握し、適切な支援策を検討するため、実態調査を実施しました。
 
 実施期間:令和4年9月12日から令和4年10月7日
 調査対象:小学4年生から小学6年生、中学1年生から中学3年生


【調査結果一部抜粋】
ヤングケアラーと思われる人数:小学生:7.0%(14人に1人)、中学生:4.3%(23人に1人)

問:どんなお世話をしている?
答:見守り、食事の支度、そうじ、洗たく

問:ヤングケアラーがやりたいけれどできないことは?
答:自分の時間が取れない、眠る時間が足りない

問:ヤングケアラーが助けてほしいこと、相談したいこと
答:自由な時間がほしい、勉強を教えてほしい、話を聞いてほしい

関連ページ

ひきこもり相談

 上尾市ひきこもり相談窓口
 https://www.city.ageo.lg.jp/page/119119110106.html

こども家庭庁ホームページ

 https://www.cfa.go.jp/top/