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リフィル処方せんをご存じですか?(同じお薬を長期に服用している方へ)

印刷用ページを表示する 掲載日:2023年8月1日更新 ページID:0349118

リフィル処方せんとは(同じお薬を長期に服用している方へ)

リフィル処方箋

リフィル処方せんとは

リフィル処方せんとは、症状が安定している患者が、医師が行った1回の診察で、薬局で最大3回までお薬を受け取れる処方せんのことです。

令和4年4月から導入された制度です。
リフィル処方せんの発行は、医師が健康上の問題がないと判断した場合に限ります。
また、投薬量に限度が定められているお薬や湿布薬は、対象外となっています。
リフィル処方せんを利用することで、医療機関への通院負担の軽減や医療費の節約などが期待できます。

 

リフィル処方せんを利用する場合の流れ

1.  医師に、リフィル処方せんが利用できるかを確認し、希望する場合は医師に伝えてください。
2 . 医師は、リフィル処方せんでの対応が可能と判断した場合、「リフィル可」にレ点を記入した処方せんを発行します。
3 . リフィル処方せんの1回目の使用期限は、通常の処方せんと同様、発行日を含めて4日間です。その期間に薬局へリフィル処方せんを持って行ってお薬を受け取ってください。
4 . お薬を受け取る時に、薬局は次回の調剤予定日を記入して処方せんを返します。
5 . 2回目以降は、調剤予定日の前後7日以内に薬局にリフィル処方せんを持って行ってお薬を受け取ってください。

※処方せんはなくさないように保管し、期間に遅れないよう気を付けましょう。
※詳しくは、診察時に医師にご相談ください。​

 

リフィル処方せんの注意点

(1)医師が患者の病状等を踏まえ、個別に投与期間を判断します。(最大3回まで)
(2)投薬量に限度が定められている医薬品および貼付剤(一部を除く)は、リフィル処方ができません。
(3)薬剤師から、体調や服薬状況の確認のため、同一の保険薬局で調剤を受けることを勧める説明をすることがあります。
(4)薬剤師から、次回の調剤予定の確認、予定される時期に患者が来局しない場合は、電話等により状況を確認することがあります。また、患者が他の薬局において調剤を受ける場合は、該当する薬局に調剤の状況とともに必要な情報をあらかじめ提供することがあります。
(5)患者の体調変化を考慮し、リフィル処方せんの有効期間内であっても、薬剤師は、調剤を行わず患者に受診を勧め、処方医へ情報提供する場合があります。

※ リフィル処方せんの交付が対応可能かは症状に応じて担当医が判断いたします。