あげお能・狂言鑑賞会 アウトリーチ「能ってなんだろう」が行われました
印刷用ページを表示する 掲載日:2023年7月4日更新 ページID:0346719
6月28日、平方小学校体育館で、5・6年生を対象にアウトリーチ「能ってなんだろう」が行われました。
アウトリーチとは、公的機関や文化施設などが地域へ出張し、関心を持ってもらうために行う事業です。「能ってなんだろう」は、コミュニティセンターが主体となり、キラリ☆あげおPR大使の梅若泰志さんを招き、伝統芸能である「能」を身近に感じてもらうことを目的にしています。
最初に梅若さんから、能に使われる「能面」の説明を聞きました。能面は一つの表情に見えますが、その角度や仕草から喜怒哀楽の感情を表すことが出来るそうです。また舞台で移動するときの「すり足」も教わりました。実際に子どもたちは能面を付け、すり足をしてみますが、面を付けての視界の狭さに悪戦苦闘していました。
話の端々で、梅若さんが能の仕舞を舞うと、子どもたちからは「かっこいい」との歓声や拍手が沸き起こりました。
最後に、11月19日にコミュニティセンターで行われる能・狂言鑑賞会の演目『清経』の謡について、その話し方、感情の込め方を習い、みんなで一緒に練習しました。
退場時に、設置している能面の数々や衣装などを興味津々に見ている様子から、子どもたちの伝統芸能への関心の高まりがうかがえました。皆さんも11月の能・狂言鑑賞会で生の「能」に触れてみてはいかがでしょうか。