図書館本館に「りんごの棚」が設置されました
印刷用ページを表示する 掲載日:2023年6月6日更新 ページID:0344154
6月6日、図書館本館2階に、りんごの棚が設置されました。
りんごの棚とは、目が見えにくかったり、障害があったりなど、特別な配慮を必要とする子どもを対象とした、アクセシブルな本のコーナーとして、1993年にスウェーデンの図書館で始まったそうです。
名前の由来は、りんごの棚を考案した図書館にある、特別な配慮を必要とする子ども向けのおもちゃからきています。
上尾市のりんごの棚は大活字本(大きな文字で書かれた本)、点字図書(点字に翻訳された本)、LLブック(写真や図が多く、やさしい言葉で書かれた本)やオーディオブック(耳で聞く本)を用意し、大人も読める多様な種別を配架しています。
当日は畠山市長と西倉教育長も設置の様子を見に来られ、点字図書を直接触ってみた市長は「点字を指で理解するのは並大抵の努力ではないですね」と敬意を払うとともに、「多くの人に本の楽しみ、知識の喜びを知っていただきたい。このりんごの棚を設置することができて大変良かった」と喜びを述べました。