上尾市栄誉賞受賞 中村 秀夫氏のご逝去について
去る令和5年(2023年)4月15日、上尾中央医科グループ名誉会長で上尾市栄誉賞を受賞された中村秀夫氏がお亡くなりになりました。
享年93歳でした。心からご冥福をお祈り申し上げます。
市長メッセージ
上尾中央医科グループ名誉会長で上尾市栄誉賞を受賞された、中村秀夫氏のご逝去の報に接し、謹んでお悔やみ申し上げます。
中村氏は、上尾市柏座の上尾市立病院を引き継ぎ、昭和39年12月1日に「上尾中央病院」を開業し、以来「医療法人社団愛友会上尾中央総合病院」である現在に至るまで、約60年間、病院の理念である「高度な医療で愛し愛される病院」として、地域医療の中核を担っていただきました。
また、平成17年には上尾甦生病院(現在の上尾第二中央病院)の運営を引継ぎ、更なる地域医療の充実を図るとともに、市内には上尾中央看護専門学校や上尾中央医療専門学校を開設し人材育成に尽力していただきました、また、老人保健施設あげお愛友の里、介護老人保健施設エルサ上尾、特別養護老人ホームあけぼのといった介護保健事業所の運営や5カ所の地域包括支援センターの受託など、急速に進む高齢化に対応した分野においても市を支えていただきました。
これらの功績が称えられ、平成25年度に受賞した「上尾市栄誉賞」をはじめ、紺綬褒章など数多く受章されております。
また、上尾中央医科グループ協議会が運営するV.LEAGUE DIVISION1(V1リーグ)に所属する女子バレーボールチームである埼玉上尾メディックスの活躍は、上尾市に明るい話題と地域の連帯感や活性化をもたらしていただきました。
中村氏の本市に対しての長年のご貢献に敬意と感謝の意を表するとともに、市民の皆様とともに心からご冥福をお祈りいたします。