「ベースボール5」体験会が行われました
3月4日、上尾市民体育館で、新しいスタイルの手打ち野球「ベースボール5(ファイブ)」の体験会が行われました。ベースボール5は、野球・ソフトボールに似ていますが、バットやグローブが無くても、ゴムボール一つあれば楽しめるアーバンスポーツで、2026年ダカールユースオリンピックの追加種目にも決定しました。
講師には、2022年第1回ベースボール5アジアカップ日本代表の「5STARs(ファイブスターズ)」から、ワールドカップ日本代表選手を含む6名の参加がありました。
事前申し込みのあった小学生を中心に、会場全体から体験会を楽しもうとする雰囲気が感じられました。
開会式が終わると、ベースボール5の大まかなルール説明の後、4グループに分かれてキャッチボールなどのウォーミングアップを行いました。
ウォーミングアップが終わると、早速5人ずつのチームに分かれ、ゲーム形式で体験を行いました。
投手がいない、ホームランが無く、打球は内野でワンバウンドさせる必要があるなど、独自のルールはありますが、野球やソフトボールのルールがよく分からなくても、十分楽しめそうな印象です。
バッターは、手でボールを打つ前に「行きま~す」などの声かけをしてから動作に入ります。また、バッターボックスから足がはみ出してしまったら「アウト」など独特のルールも、プレーしていくうちに覚えていきます。
野球経験者は、軽快なステップでボールをさばき、あっという間にベースボール5に慣れ、白熱のプレーを見せていました。
子どもたちの体験がひと段落すると、今度は保護者たちも実際にベースボール5を体験しました。
体験した小学生からは「楽しかった」「滑り込んでも痛くないから、思いっきり楽しめた」などの感想が聞かれました。
正味2時間程度の時間でしたが、参加者は初めてのベースボール5を大いに楽しんでいました。