上平小学校創立150周年記念折茂武彦さん講演会が行われました
2月14日、上平小学校の創立150周年を記念し、同校の卒業生である元バスケットボール日本代表で、レバンガ北海道代表取締役の折茂武彦さんを招き、創立150周年記念講演会と模擬試合が行われました。
講演会では「我がバスケット人生」と題し、折茂さんのこれまでのバスケット人生で味わった、多くの経験から学んだ成功への秘訣を話してくれました。折茂さんの当時の同級生や担任の先生も駆けつけ「好きな事はとことん一生懸命取り組む子だった」と折茂さんの当時を振り返りました。
また、講演会終了後の児童からの質問では、バスケットに関することから、2月14日にちなんでバレンタインデーに関する質問まで、折茂さんは一つ一つ丁寧に答えてくれました。
模擬試合では、折茂さんの一挙手一投足に会場にいる約500人が注目し、日本一と称されるスリーポイントシュートやダンクシュートが決まると会場は割れんばかりの大歓声が起こり、大いに盛り上がった一日となりました。
対戦した児童はからは「一生の思い出になった」「折茂さんからの話しを参考に夢を実現したい」と興奮冷めやらぬ様子で話してくれました。
母校の先輩である、折茂さんとの出会いは、児童にとっては大きな転機となったことでしょう。
上尾市から折茂さんに続くスターの誕生を期待します。
折茂 武彦さん プロフィール
埼玉県上尾市出身
上平小学校卒業後、日本大学を経てトヨタ自動車アルバルクへ在籍。3度のリーグ優勝、天皇杯を制し、4度の日本一を成し遂げた。
1993年にはバスケットボール男子日本代表に選出され、1998年、2006年の世界選手権をはじめとする数多くの国際大会でプレーをした。
2007年にレラカムイ北海道へ移籍、その後運営会社の経営難によりチーム消滅の危機を受け、自らが新たな運営会社の代表となり、2011年にレバンガ北海道を創設。異例の選手兼代表をしてコートに立ち続け、2019年には国内トップリーグ通算10000得点を日本出身選手として初めて達成した。2019-20シーズン終了をもって、Bリーグ最年長の49歳で引退。