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新しい時代の学びにふさわしい学校を考える集いが行われました

印刷用ページを表示する 掲載日:2022年12月2日更新 ページID:0325021

11月12日、文化センターで「新しい時代の学びにふさわしい学校を考える集い」が午前と午後の2回行われました。

午前の部では西倉教育長が、午後の部では畠山市長がそれぞれ、「市内の学校施設は老朽化が進み、校舎等を改築する時期が今まさに迫ってきている状況です。教育委員会では、老朽化した学校施設を新しい学びの環境が整った学校に計画的に建て替えるため、「上尾市学校施設更新計画基本計画」の見直しを進めています。上尾市のこれからの新しい学校づくりについて、一緒に考える機会となれば幸いです」と開会のあいさつをしました。

教育長 あいさつする市長

講演は、東洋大学名誉教授の長澤悟さんを講師に招いて行われました。
長澤さんは、建築計画学の視点から新しい時代の学びにふさわしい学校づくりについて話をしました。
学校施設全体を学びの場として捉え直す考え方の他、子ども一人当たりに必要な面積や、フリースペースの重要性、落ち着ける場所を作ることなど、従来の教室の概念にとらわれない考え方や、学校施設に求められるものを伝えました。

講演する長澤先生 講演

日本各地の新しい学校の事例に触れ、福島県双葉町などでは地域の人も使用できる地域のための施設として図書館や地域協働スペースなどが複合した学校が建設されたことなど、学校と地域とのつながりの重要性も説かれ、新たな学校づくりを考える場となりました。

学校の再構築講演 講演する長澤先生

そして、市内でも富士見小学校などの新しい学校は、すでに新しい時代の学びにふさわしい施設配置や校具が取り入れられている部分もあると紹介されました。


講演後、パネルディスカッションが開かれ、大石小学校長、上尾中学校長、太平中学校PTA会長、大谷小学校学校運営協議会委員、東町小学校学校運営協議会委員が各校の取り組みについて話しました。
増田校長 増田校長
大石小学校 増田校長からは、ここ何年かの特色ある取り組みとして、GIGAスクール関連や小中連携の話がありました。

上尾中学校校長の講演 伊藤校長
上尾中学校 伊藤校長からは、社会に開かれた学び、ICT機器の活用、小中連携やコミュニティスクールの取り組み、改築した校舎・体育館についての話がありました。

PTA課題 PTA会長
太平中学校 宮内PTA会長からは、PTAの取り組みと学校施設の利用方法・課題についての話がありました。

菊地委員 菊地委員
大谷小学校学校運営協議会 菊池委員からは、平成29年度から平成31年度に行った防災体験キャンプの話が紹介されました。

あずまっぴー 東町小
東町小学校学校運営協議会 美田委員は、特色ある取り組みとして、夕方に開催していた寺子屋塾の話が紹介されました。

市内でも各校の特色に合わせてさまざまな先進的な取り組みが行われていました。

 

また、当日は午後の講演の前に、「未来の学校を描こう!!」絵画作品表彰式が行われ、497点が応募された中から、最優秀賞、市長賞、教育長賞、各学年優秀賞を受賞した9人の子どもたちが表彰されました。

表彰者 絵画一覧
市長は作品について「いずれも、とても素晴らしかった」と話しました。

 

現在、上尾市では「新しい時代の学びにふさわしい学校づくり」に向けて、上尾市学校施設更新計画基本計画を見直しています。
皆さんもこれからの上尾市の新しい学校づくりについて考えてみませんか。

講演動画は上尾市公式チャンネル あげTubeで公開しています。【外部リンク】
※動画は講演時間の関係で3つに分けています。