カーボンオフセット事業(群馬県片品村との森林整備の実施に関する協定)
カーボンオフセットとは
自治体等の活動によって排出された二酸化炭素などの温室効果ガスをできるだけ減らすように努め、それでも排出してしまう温室効果ガスの排出量を、他の場所での削減・吸収活動(削減・吸収量)により埋め合わせるという考え方です。
他の場所での削減・吸収活動とは、森林整備による二酸化炭素の吸収を促す活動や、太陽光発電などの再生可能エネルギーによる二酸化炭素の削減を達成する活動が挙げられます。
地域循環共生圏
地域循環共生圏とは、各地域が美しい自然景観等の地域資源を最大限活用しながら自立・分散型の社会を形成しつつ、地域の特性に応じて資源を補い支え合うことにより、地域の活力が最大限に発揮されることを目指す考え方です。
出典:環境省
SDGs
SDGsは、2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す、17のゴール・169のターゲットから構成された国際目標です。カーボンオフセット事業は以下の目標に該当しています。
上尾市と片品村との森林整備の実施に関する協定締結について
市ではゼロカーボンシティ宣言を表明し、カーボンニュートラルの実現に向けて再エネ、省エネなど二酸化炭素の排出抑制に取り組むだけでなく、二酸化炭素の吸収にも取り組むこととし、以前から災害協定等を締結し相互協力関係にある片品村と令和4年8月25日に森林整備の実施に関する協定を締結しました。
協定内容
当協定は、上尾市と片品村が共同して森林整備を行うことにより、二酸化炭素の吸収量の増加を図り温暖化対策に
寄与するとともに、森林を活用した環境学習の機会や上尾市および片品村相互の交流の促進を図ることを目的としております。
・上尾市と片品村との森林整備の実施に関する協定書 [PDFファイル/110KB]
・別図 [PDFファイル/437KB]
所在地:群馬県利根郡片品村大字花咲字武尊山2792-2(武尊牧場の南)
面積:5.64ヘクタール
事業概要
・上尾市が森林整備費を負担し、片品村において森林組合等による植樹、下草刈り、除間伐、萌芽更新などの森林整備活動を行います。
・この事業による二酸化炭素吸収量を、「森林のCO2吸収量認証制度」により群馬県に認証いただき、上尾市の実績とします。
・森林整備された土地については「あげおの森」として、両市村の交流の場として利用します。
事業の進捗状況
随時更新します。