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「初山」が行われました

印刷用ページを表示する 掲載日:2022年7月14日更新 ページID:0315508

 7月3日、大谷地区の戸崎浅間神社で「初山」が行われました。

 初山 戸崎  戸崎風景

 初山とは、富士山の山開きの日を生後初めて迎える子どもが、富士山を模した浅間塚の頂上にある浅間神社をお参りする行事をいい、塚を登ることで、子どもの足腰が丈夫になるという願いを込め行うものです。

 浅間神社 浅間神社

 市内には消滅したものを含め、江戸時代後期以降、15基の浅間塚が確認されてますが、その中の一つである戸崎の浅間塚は、高さ約4.8メートル、直径約25メートルの円形の塚で、現存する浅間塚としては市内最大の規模であると同時に、民俗行事を伴うことから、富士浅間信仰を考える上で貴重な民俗文化財として、上尾市指定有形民俗文化財に指定されています。

 初山 初山

 当日は、子どもの成長を願う家族が訪れていました。民俗行事を大切に守る地域の人たちに温かく迎えられ、人々の手によって、今日まで伝統が受け継がれています。