上尾市消防本部・上尾警察署・JR上尾駅の三者で合同訓練を行いました
印刷用ページを表示する 掲載日:2022年4月7日更新 ページID:0305196
3月23日、上尾市消防本部、上尾警察署、JR上尾駅が合同で、不審者対応訓練を行いました。
この訓練は、昨今多発している列車や駅構内などで不審者が刃物を持ち込んだ刺傷事件を想定し、迅速な対応ができるよう、消防、警察、JR上尾駅との連携を強化することを目的としています。
訓練は、刃物を持った不審者が駅構内で暴れて負傷者が出た想定で行われ、
119番通報後、警察や消防が来るまでの間、JR職員が刺股(さすまた)で不審者の行動を抑制するとともに、
ケガ人などの応急手当を行うなど、実戦さながらの訓練を実施しました。
JR上尾駅職員が負傷した人を安全な場所へ誘導し、止血処置やAEDを使用した応急手当を行います。
消防が到着し、負傷者の処置を引き継ぎました。
上尾警察署警備課長は、「鉄道施設の治安対応は刃物を持った不審者に限らず、警察・消防・JRの協力が不可欠。今後とも協力を強化し、安全安心なまちづくりを推進したい」と話しました。
消防本部警防課長は、「いつ起こるか分からない事件・事故など、緊急対応時に必要な活動の原則を確立していきたい」と話しました。
また最後に、JR熊谷営業統括センター所長からの講評では、「実戦的な訓練ができてよかった。引き続き連携を強めたい」と話がありました。