「冬休み子ども書初め教室」が開催されました
印刷用ページを表示する 掲載日:2022年1月4日更新 ページID:0297156
12月25日、上平公民館で小学3、4年生を対象とした「冬休み子ども書き初め教室」が開催されました。
講師からは、書き初めとは平安時代から続く文化で、新年の抱負や目標を定めたり、字の上達を願うといった意味があるといったお話があり、今回は「大きく太くのびのび書こう」「自分の名前はていねいに書こう」といったテーマがたてられスタートしました。
また、筆の持ち方や正しい姿勢、手本をよく見ることの大切さなどうまく書くポイントの説明がありました。集まった児童は真剣な表情で手本を見つめながら一生懸命、書と向き合っていました。
書いていくうちに初めは硬かった表情も、「うまく書けるようになった」と次第に笑みがこぼれてきました。
最後に講師から、「書とは、限られた時間の中で、上手く書けるよう真剣に取り組むことに意義があり、書、そして自分自身と向き合うことで何かを掴んでほしい」とのあいさつがあり、「冬休み子ども書き初め教室」は90分という限られた時間ではありましたが、とても濃い内容で終えました。参加した児童は書を通じて一つ大人になったように見えました。