年末年始特別警戒・冬の交通事故防止運動合同出陣式が行われました
令和3年12月6日(月曜日)にショーサンプラザ1階センターコートで年末年始特別警戒・冬の交通事故防止運動合同出陣式が行われました。
これは、上尾警察署が行う年末年始における犯罪の予防を目的とした「令和3年年末年始特別警戒」と年末における交通事故の抑止を目的とした「冬の交通事故防止運動」の出陣式で、来賓として畠山市長や一日警察署長に委嘱された東京2020パラリンピック車いすテニス銅メダリストの菅野浩二選手などが出席のもと行われました。
千種上尾警察署長は、「上尾警察署管内では、特殊詐欺が増加していて、その被害額は1億円以上、埼玉県内では20億円にも上ります。また、埼玉県内の交通事故死者数は104人で全国7位です。年末年始は特に各種犯罪や交通事故が多発します」と説明し、被害防止、事故防止を呼び掛けました。
畠山市長は、「今年は、上尾警察署管内において特殊詐欺被害認知件数、被害額ともに前年より増加しています。また、交通事故の状況を見ますと、5名もの尊い命が交通事故により失われています。上尾市としても、引き続き防犯対策、交通安全対策を図り、安心・安全なまちづくりの推進に全力を注いでまいりますので、市民の皆さんも今後ともお力添えをいただきますようお願いいたします」とあいさつしました。
また、出陣式では、上尾警察署一日警察署長に委嘱された菅野浩二選手が、安全宣言文を読み上げ、年末年始の犯罪と交通事故の防止を誓いました。中でも自身の事故体験に触れ「交通事故防止の啓発をしていきたい」と話しました。
式の中ではそのほか、射撃でソウルオリンピックとバルセロナオリンピックに出場経験のある千種署長と菅野選手のオリンピック、パラリンピックの新旧代表対談も行われ、「ダブルスで銅メダルを取りましたが、満足できる結果ではないです。シングルスで1位を取りたい」と語ったほか、通常の車いすと競技用車いすの違いなどの説明がありました。
式を終えた後は、買い物に来ている人たちに啓発品を配布しながら、犯罪や交通事故の防止を呼び掛けました。