乳がん自己検診の方法
印刷用ページを表示する 掲載日:2022年6月1日更新 ページID:0270769
乳がんについて
発生率、死亡率ともに増加傾向にあり、現在では、日本人女性の9人に1人が乳がんにかかると言われています。
年間約14,000人の女性が乳がんで亡くなっており、40代から50代女性のがん死亡原因の第1位です。
年間約14,000人の女性が乳がんで亡くなっており、40代から50代女性のがん死亡原因の第1位です。
月に一度の習慣にしたい乳がん自己検診法
乳がんは自分で発見できる数少ないがんのひとつで、実際に乳がんがわかったきっかけの半数は、自己検診法で見つけています。
いつやればいいの?
生理が始まって1週間後、乳房(にゅうぼう)のはりや痛みがなくなり柔らかい状態の時に自分でさわってチェックしてみましょう。
閉経後の人は毎月1回自己検診日を決めて行います。
閉経後の人は毎月1回自己検診日を決めて行います。
どんなふうにやればいいの?
(1) 4本の指をそろえて、指の腹とろっ骨で乳房(にゅうぼう)をはさむようにふれます。「の」の字を書くように指を動かします。
しこりや硬いこぶがないか、乳房(にゅうぼう)の一部が硬くないか、わきの下から乳首までチェックします。
(2) 乳房(にゅうぼう)や乳首をしぼるようにして乳首から分泌物がでないか調べます。
しこりや硬いこぶがないか、乳房(にゅうぼう)の一部が硬くないか、わきの下から乳首までチェックします。
(2) 乳房(にゅうぼう)や乳首をしぼるようにして乳首から分泌物がでないか調べます。
どこでやればいいの?
◆鏡の前でチェック◆
腕を高く上げて、ひきつれ、くぼみ、乳輪(にゅうりん)の変化がないか、乳頭(にゅうとう)のへこみ、湿疹がないか確認します。
また、両腕を腰に当ててしこりやくぼみがないか観察します。
腕を高く上げて、ひきつれ、くぼみ、乳輪(にゅうりん)の変化がないか、乳頭(にゅうとう)のへこみ、湿疹がないか確認します。
また、両腕を腰に当ててしこりやくぼみがないか観察します。
◆浴室でチェック◆
石鹸がついた手でふれると乳房(にゅうぼう)の凹凸がよくわかります。
左乳房(にゅうぼう)をふれるときは左腕を上げて右手で、右乳房(にゅうぼう)をふれるときは右腕を上げて左手で行います。
石鹸がついた手でふれると乳房(にゅうぼう)の凹凸がよくわかります。
左乳房(にゅうぼう)をふれるときは左腕を上げて右手で、右乳房(にゅうぼう)をふれるときは右腕を上げて左手で行います。
◆あおむけに寝てチェック◆
調べる側の腕を上げて頭の後ろに置き、乳房の下に枕などを当て、浴室と同じようにふれてみます。
調べる側の腕を上げて頭の後ろに置き、乳房の下に枕などを当て、浴室と同じようにふれてみます。
図:認定NPO法人J.Posh日本乳がんピンクリボン運動参照
少しでも変だと感じたら専門の診察を受けましょう。
少しでも変だと感じたら専門の診察を受けましょう。