全公立保育所への午睡用ベッド導入について
午睡用ベッドの導入について
平成28年度新設事業である「保育所衛生管理事業」の中で、保育所内の安全性や快適性を高め、衛生面の充実を図る目的で、全ての公立保育所に午睡用ベッドを導入します。このことにより、待機児童の解消と同時に保育サービスの向上をはかることで、上尾市総合戦略にある若い世帯が、「上尾市に住みたい、住み続けたい」と思えるまちづくりにつなげていきたいと考えています。
全公立保育所で導入します
午睡用ベッドは、一部の私立保育園等でも取り入れられていますが、全公立保育所・全児童分の導入は埼玉県内で初めてとなります。
仕様
【2歳未満児用】 約600mm×約1,000mm 重さ約2.8kg
【2歳以上児用】 約600mm×約1,300mm 重さ約3.8kg
【材質】 ポリエステル メッシュ加工
午睡用ベッドの特徴
埃やアレルギーから子どもたちを守ります
午睡用ベッドは敷いたり片付けたりする時に埃が余りたたず、また、支柱により床から10cmほどの高さがあるため、床に直接触れなくなり、埃を吸い上げず、アレルギーの原因となるダニの繁殖を防ぎます。
感染症を防止します
頭ジラミやノロウイルスに代表される感染性胃腸炎など、様々な感染症が毎年度発生しており、集団保育における様々な感染症の拡大を防止できます。
衛生面に優れています
ベッド面はネットのため、汗などで湿ってもすぐに乾くとともに、おねしょなどで汚れても水洗いができます。
睡眠が安定します
子どもたちが横になると、身体を包み込むようにくぼみ、お母さんのお腹の中にいるような安心感と心地よさが感じられます。また、自分のスペースが確保できるため睡眠が安定します。
夏は涼しく、冬は暖かい
床とベッドの間に空気の層ができるので、夏は涼しく、冬は暖かい保育環境を提供できます。
重ねて収納できます
ベッドは重ねて収納することができるため、お昼寝の準備も簡単にできます。
財源はふるさと納税寄付金
上尾市を応援する全国のみなさんからいただいた、ふるさと納税寄付金の中で、「次代を担うこどもたちのための事業」に指定していただいた財源を活用します。
午睡用ベッドでのお昼寝が始まりました
始めは見慣れないベッドに戸惑う子もいましたが、みんな気持ちよさそうに寝ていました。7月中には全公立保育所で使用を開始していきます。
床とベッドとの間に空間があり空気が通るため、夏は涼しく冬は暖かくお昼寝ができます。