埋蔵文化財に関する手続き
埋蔵文化財とは
土の中に埋まっている文化財は「埋蔵文化財」と呼ばれ、旧石器時代から縄文・弥生・古墳・奈良・平安時代を経て、中世・近世に及ぶわが国の歴史を証明する国民共有の貴重な財産です。
埋蔵文化財の取り扱いについて
市内には約250か所の周知の埋蔵文化財包蔵地(遺構・遺物が埋まっている地域=遺跡)があり、埼玉県と共有しています。
次に掲げる土木工事等を行う場所が埋蔵文化財包蔵地に該当する場合は、文化財保護法に基づき、「埋蔵文化財発掘の届出」が義務付けられています。土木工事等を予定している場合は、下記の「埋蔵文化財に関する手続き」のとおり、施工予定地が周知の埋蔵文化財包蔵地に該当するか確認のうえ、必要な手続きを行ってください。
○農業基盤工事や造成工事等による掘削が埋蔵文化財に及ぶとき
○住宅などの恒久的な建物、道路その他の工作物を設置するとき
○盛土または一時的な工作物の設置により、埋蔵文化財に影響を及ぼす恐れがあるとき
○その他、掘削を伴う工事をするとき
埋蔵文化財に関する手続き
埋蔵文化財包蔵地の確認
上尾市内における周知の埋蔵文化財包蔵地は、生涯学習課(市役所7階)または、上尾市ホームページの「あげおガイドアピマップ」でご確認いただけます。
Faxでお問合わせいただく場合は、該当する場所をわかるようにした地図をお送りください。(Fax:048-776-2250)
上尾市ホームページからの確認はこちら→ 「あげおガイド アピマップ」
埼玉県ホームページからの確認はこちら→ 「埼玉県埋蔵文化財情報公開ページ(埼玉県全域地図)」
周知の埋蔵文化財包蔵地(上尾市)
届出書類
土木工事等の施工予定地が周知の埋蔵文化財包蔵地内に該当する場合は、文化財保護法の規定に基づき、工事に着手しようとする日の60日前までに次の書類を生涯学習課へ提出してください(いずれの書類も押印不要となりました)。
届出書類 | 記入の際の注意事項 | ||
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PDFファイル | Wordファイル | ||
1 埋蔵文化財発掘届 |
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2 埋蔵文化財範囲確認調査依頼書 |
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3 立ち入り承諾書 |
立ち入り承諾書 [PDFファイル/91KB] | 立ち入り承諾書 [Wordファイル/19KB] |
<添付書類>
○土木工事をしようとする土地およびその付近の地図(2万5千分の1から1万分の1)
○縮尺・方位の記載がある計画平面図(配置図)
○基礎の深さが分かる断面図