上尾丸山公園の大池を「天日干し」します!
印刷用ページを表示する 掲載日:2024年12月24日更新 ページID:0262773
令和元年12月にかいぼりを行った上尾丸山公園の大池では、在来種が集う地域本来の自然再生に取り組んでいます。水辺に多様な在来種が集まることで、自浄作用により水質も改善することが期待されます。
1月5日(日曜)頃から池の水を抜き始め、令和7年3月まで池底の泥を日光にさらして、天日干しを行います。 ※魚類捕獲イベントは行いません。
天日干しの主な効果としては、以下の2点があります。
◆泥の中にある水草の埋土種子の発芽を促します。
◆水の汚れの原因となるアオコが必要とする窒素を大気中に放出したり、リンを水に溶けづらくします。
※埋土種子とは、泥の中の休眠状態の種子であり、光や低温などの刺激を受けることで芽生える可能性があります。
今後も上尾丸山公園の水辺の再生に努めていきますので、御理解と御協力をお願いいたします。
水を抜いた直後の大池は泥が水分を多く含んでいます(左)、天日干しをした後の大池は泥がひび割れます(右)
泥がひび割れることで、光や空気が泥の奥まで入り、水質改善の効果が高まったり、埋土種子が発芽しやすくなると言われています。