水害時の消毒方法について
印刷用ページを表示する 掲載日:2022年6月1日更新 ページID:0181120
水害時の衛生対策と消毒
家屋等が浸水した場合
豪雨等で家屋等が浸水した場合、洗浄により十分汚れを落とし、水気を取ってから消毒をしてください。(汚れたままだと消毒の効果が十分発揮しません。)
衛生対策について
1 床上浸水の場合
(1) 水が引いた後、濡れた畳や家の中の不要なものを片付けます。
(2) 床下に残った水を雑巾等で吸い取り扇風機で風を入れるなりできるだけ乾燥させます。
(3) 汚れた家具や床、壁等を洗い雑巾で拭きとります。
(4) 食器類や調理器具等は十分水洗いをし汚れをきれいに落とします。
(5) 消毒液を薄めた液を浸した布などで拭き、よく乾燥させます。
(2) 床下に残った水を雑巾等で吸い取り扇風機で風を入れるなりできるだけ乾燥させます。
(3) 汚れた家具や床、壁等を洗い雑巾で拭きとります。
(4) 食器類や調理器具等は十分水洗いをし汚れをきれいに落とします。
(5) 消毒液を薄めた液を浸した布などで拭き、よく乾燥させます。
2 床下浸水の場合
(1) 汚泥や家の周辺にある不要なものを片付けます。
(2) 庭木や外壁についた泥は、水で十分に洗い流します。
(3) 床下に残った水を雑巾等で吸い取り扇風機で風を入れるなりできるだけ乾燥させます。
(2) 庭木や外壁についた泥は、水で十分に洗い流します。
(3) 床下に残った水を雑巾等で吸い取り扇風機で風を入れるなりできるだけ乾燥させます。
3 食中毒、感染症の予防について
(1) 受水槽は、安全と衛生を点検・確認をしてから使用してください。
(2) 水に浸った食品や停電により保存温度が保てなかった食品はできるだけ破棄してください。
(3) 清掃の後や食事の前はしっかり手を洗ってください。
(4) からだに異常を感じたら早めに医療機関で受診してください。
(2) 水に浸った食品や停電により保存温度が保てなかった食品はできるだけ破棄してください。
(3) 清掃の後や食事の前はしっかり手を洗ってください。
(4) からだに異常を感じたら早めに医療機関で受診してください。
家庭での消毒方法
消毒をする場合、消毒薬は色々なものが販売されていますが、薬に過敏な人もいますので、取扱説明書を確認してから使用してください。
消毒薬を取り扱う際にはマスク、ゴム手袋などを使用するとともに、皮膚や目にかからないよう注意してください。また、皮膚についた場合、水と石けんでよく洗い流し、目に入った場合は、15分以上洗い流し、医師の診断を受けてください。
消毒薬は使用する前に希釈し、希釈濃度を守るとともに、他の消毒薬や洗剤と混ぜて使用しないでください。
消毒薬を取り扱う際にはマスク、ゴム手袋などを使用するとともに、皮膚や目にかからないよう注意してください。また、皮膚についた場合、水と石けんでよく洗い流し、目に入った場合は、15分以上洗い流し、医師の診断を受けてください。
消毒薬は使用する前に希釈し、希釈濃度を守るとともに、他の消毒薬や洗剤と混ぜて使用しないでください。
消毒対象 | 消毒薬 | 調製方法(例) | 使用方法 |
屋外、床上浸水又は床下浸水した床下 |
10%塩化ベンザルコニウム(逆性石けん) | 0.1%に希釈する。 | 泥水や水を取り除き、風通しを良くし、十分に乾燥させてから、ジョウロ等で散布する。 |
屋内(汚水に浸かった壁面や床、家財道具) | 泥などの汚れを洗い流すか、雑巾などで水拭きしてから、薄めた液を浸した布などでよく拭く。 | ||
手指(後片付けなどで汚染された箇所や土に触れた手指) | 汚れを石けんで洗った後、流水でよくすすぎ(石けんが残っていると殺菌力が低下します。)、洗面器などに入れた消毒液に手首まで浸し、薬液の中でもみ洗いをし、乾いたタオルなどでよく拭きとる。 | ||
食器類 | 次亜塩素酸ナトリウム(家庭用塩素系漂白剤でも可) | 様々な濃度の製品があるため取扱説明書で確認してください。 | 食器等を水洗いした後、薬液の中に浸し、自然乾燥させる。なお、製品によっては、水ですすぎ薬液を落とす。 |