農業体験教室(田植え)が開催されました
前日までの雨も上がり、一面に水が張られた田んぼは、周囲の風景を鏡のように映し出しています。
6月5日土曜日、平方地区の田んぼで上尾市農業後継者育成確保推進対策協議会主催による「農業体験教室(田植え)」が行われ、16家族、45名が参加しました。田植えが初めてというキラリ☆あげおPR大使を務める“フレッシュあげお”の小林さんと鴨田さんも参加しました。
はじめに平方地区内で稲作を営む今川さんから、稲の種類の説明や田植えの仕方を学びます。田んぼの泥は柔らかく、長靴を履いていると泥から抜けなくなる可能性があることを説明された参加者は、早速、長靴を脱いで素足や靴下で田んぼへ。畠山市長も、参加者と同様に素足になって田んぼに入りました。「冷たい!」「気持ちいい!」など、あちこちから参加者の声が上がり、泥の感触を楽しんでいるようでした。参加者はみな、泥に足を取られて転びそうになったり、泥だらけになったりしながら、苗を小分けにして一つひとつ丁寧に植えていました。
おっかなびっくり手探りで始めた田植えも徐々にスピードアップし、1時間程度で植え終わった参加者は、足を洗いに近くの用水路に移動。子どもたちは、田んぼの周囲にいる生き物に興味津々となり、「カエルがいる」「どじょうがいる」と、目を輝かせながら生き物観察を楽しんでいました。きれいに洗ったはずの子どもたちの足は再び泥だらけなっていました。
農業体験教室は、秋に稲刈りの体験を予定しています。