富士見小学校の児童から上尾中央総合病院に感謝のメッセージを贈りました
3月3日、富士見小学校の児童から上尾中央総合病院に、感謝の気持ちを伝える手紙とメッセージボードが贈られました。これは、市内で唯一の新型コロナウイルス患者受け入れ病院でもある上尾中央総合病院が、富士見小学校の学区内にあることと、医療従事者に感謝し、お互いを思いやることでコロナウイルスによるいじめや差別をなくしたいとの思いから、児童会の計画委員(8人)が中心となって企画し、全校児童686人が取り組んだものです。
コロナ禍のため、呼びかけは児童の代表が作成したメッセージ動画を各クラスで視聴する形で行われ、それを受けて全児童が手紙やメッセージボードに貼るカードを作成しました。メッセージカードは、いろいろな花の形をしており、たくさんのメッセージが集まると、心温まるすてきな花束が完成しました。
緊急事態宣言中のため、手紙やメッセージボードは先生が事前に届けることとし、児童と上尾中央総合病院はオンラインでの交流となりました。
計画委員の8人が、児童を代表して「新型コロナウイルスと闘っていて、それ以外の病気やケガでもお世話になっている上尾中央総合病院のみなさんに、感謝の気持ちを伝えたいと思い、児童全員でメッセージを書きました。毎日のニュースで医療従事者が頑張っていることを知っています。健康を守ってくれてありがとうございます。私たちもコロナウイルスに負けないように頑張りますので、上尾中央総合病院の皆さんも頑張ってください」と感謝の気持ちなどを伝えました。
上尾中央総合病院の小松崎看護部長さんからは「温かいメッセージをありがとうございます。皆さんからのメッセージは元気がもらえて、みんな喜んでいます。富士見小学校の皆さんが、病気やけがをせず、元気に学校に通ってくれることが願いです。寒暖差があり体調を崩しやすい季節ですが、しっかりご飯を食べたり、睡眠を取ったりして元気いっぱい頑張ってください」とお礼の言葉が伝えられました。
また、佐貝事務次長さんからは、「素晴らしい贈り物をありがとうございます。皆さんのご支援に感謝しています。一日も早い新型コロナウイルスの収束を願い、皆さんも手洗い、うがい、マスク、手指消毒を続けてほしいです。一緒に頑張りましょう」とお礼とお願いが伝えられました。
この企画の中心となった計画委員の8人に、この企画に取り組むに当たっての気持ちを尋ねると、医療従事者の皆さんへの感謝と思いやりの気持ちがあふれていました。
●岩生旬平さん(6年)/先生から提案があって取り組むことになりましたが、新型コロナウイルスと闘ってくれている医療従事者の皆さんに学校全体で気持ちを届けたいです。
●木村祐介さん(6年)/上尾中央総合病院にお世話になったこともあったので、新型コロナウイルスと闘ってくれている人の気持ちを少しでも和らげたいです。
●伴 梛紗さん(6年)/医療従事者の皆さんは、忙しくて休みも取れないとニュースでも見ました。少しでも良い気持ちになってもらえたらと思います。
●小山優奈さん(6年)/ニュースを見て大変だと知っていたので、医療従事者の皆さんを少しでも元気づけたいと思っています。
●佐藤 悠さん(5年)/いつも助けてもらっているので、少しでも元気付けたいと思っています。
●堀内陽真さん(5年)/毎日健康を守ってくれているので、学校全体で感謝の気持ちを贈りたいです。
●松澤心士さん(5年)/新型コロナウイルスの患者さんを受け入れてくれている病院なので、少しでも医療従事者の支えになりたいと思っています。
●井坂紗彩さん(5年)/みんなを助けてくれている医療従事者が大変な状況なので、恩返しがしたいです。
児童からのメッセージをいくつか紹介します。
児童からのメッセージとオンライン交流の動画は、上尾中央総合病院の職員用スペースに掲示・放映して全職員に伝えられます。