「夏休み一日消防士」が行われました
8月7日厳しい暑さの中、市消防本部で、消防の仕事や防災の大切さを学ぶ「夏休み一日消防士」が行われました。一日消防士に参加したのは、市内の小学4~6年生48人。昨年は、悪天候により中止となったため、2年ぶりの待ちに待った開催となりました。
子どもたちは、本物の消防士とほぼ同じ装備を身に着けて、消防車出動体験や、ロープ渡り、放水体験などを、楽しみながらも真剣な表情で取り組みました。
ロープ渡りでは、細いロープ上でのバランスに苦戦しながらも、消防士に励まされ、自分の腕の力だけで一生懸命に渡りました。
応急処置体験では、今回、初めて自動体外式除細動器(AED)を使用した救命講習を実施しました。人工呼吸や心臓マッサージ、AEDの使用方法や使用する際の注意点を学んだ後、急病人を発見した際の対応について流して練習しました。
放水体験では、水圧のかかるホースの操縦に悪戦苦闘しながらも、仲間と協力して的に命中させました。
水バケツリレーは、3班対抗で実施。班ごとに、いかに早く水を運ぶかの作戦を立て、力を合わせてリレーしました。
体験の最後には、暑い中、一生懸命頑張った子どもたちにウォーターカーテンのご褒美がありました。噴水のように上がった水の膜の中を行ったり来たりして、子どもたちは大喜び。
さまざまな消防士の経験をし、たくさんの友だちもできた夏休みの楽しい思い出となりました。
「夏休み一日消防士」は毎年、多くの応募がある人気のイベントです。
小学4~6年生の皆さん、来年はぜひ参加してみては、いかがでしょうか?