「平成30年度 上尾市青少年健全育成推進大会」が行われました
11月24日、文化センターで「平成30年度上尾市青少年健全育成推進大会」が行われ、元オリンピック女子競泳選手の寺川綾さんが講演を行いました。
同大会は、「地域の子どもは地域で育てる」をスローガンに、11月の「子ども・若者育成支援強調月間」に合わせて開催されたものです。
第1部は、主催者である上尾市青少年育成連合会の土屋会長や来賓のあいさつがあり、その後、青少年育成功労賞(団体4・個人13)、あおき褒賞(個人18)、「家庭の日」ポスターコンクール最優秀賞等(26人)の表彰が行われました。
表彰に続き、大塚副会長による「大会宣言」の読み上げがありました。
第2部では、青少年育成連合会の構成団体である上尾市スポーツ少年団とガールスカウト上尾地区協議会から、それぞれ実践活動について発表がありました。
実践活動発表の後、休憩をはさんで、寺川綾さんの講演「夢に向かって~スポーツ・子育て・オリンピック~」が行われました。
寺川さんは3歳から水泳を始め、8歳の時、バルセロナ五輪で金メダルを取った岩崎恭子さんを見て、自分もオリンピックに出場したいと思ったそうです。
講演では、オリンピック初出場(2004年アテネ)から、ロンドンオリンピック(2012年)で銅メダルを獲得するまでの様々な体験を語ってくれました。
特に、ロンドンオリンピックで体験した、各国選手がライバルであるはずの相手選手をリスペクトする姿を見て、メダル獲得だけが目標ではない、一流のアスリートとしての心構えを教えられたそうです。
なかなか聴くことのできない貴重な体験談に、大勢の来場者は興味深く聞き入っていました。
文化センターのホワイエでは、「家庭の日」ポスターコンクールに出品された作品が掲示され、青少年の健全育成を考えるのに相応しい催しとなりました。