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校木の由来 

印刷用ページを表示する 掲載日:2012年5月8日更新 ページID:0006854

「楠」制定の由来

「楠」

kusunoki

 平成3年2月、開校15周年を記念し、校木制定実行委員会を作り、制定以前から校庭にある大きな楠にちなみ、「楠」を校木として制定した。
 「楠」を選定した趣旨は、次のとおりである。(趣旨書および広報『ひがし』第44号より)
 クスノキ(楠、樟)は、クスノキ科の常緑樹である。我が国に産する樹木中最大のもので、寿命が長く、重厚で気品がある。材は香気があり、昔は樟脳として、防虫材に用いた。この木には、「高い志をもち、頑健な体をつくり、気品を供えた人間になれ。」という願いがこめられている。
   大楠(おおくす)に
        諸鳥(もろどり)こぞる
             雨水(うすい)かな
                  水村 蕪城
                        平成3年2月21日
 ちなみに、広辞苑によれば、「くすのき分限」なる言葉が古くから伝えられているという。その意味は、「クスノキは、生長が遅いが大木遅いが手堅く仕上げた財産家」。使用例として、「日本永代蔵」をあげる。また、他の書によれば「くすのき学問」なる言葉もあり、「進歩は遅くても堅実に学問を大成させた人」」を意味するという。
 いずれにしても、本校の校木として、ふさわしい。