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■住宅防火対策のすすめ

住宅火災から大切な命と財産を守るためのポイント

 毎年全国では、住宅火災により多くの命が失われています。近年では、毎年約900人の方が亡くなり、そのうちの約7割は65歳以上の高齢者となっています。
 上尾市内でも、令和元年中、住宅火災で1名の方が亡くなり、11名の方が負傷するなど、多くの被害が発生しています

 住宅火災から大切な命・財産を守るため、家庭では、次のようなポイントに注意して火災を予防し、万が一の火災に備えましょう。

■火災を起さないための対策

(1)「たばこ」が原因の火災

寝たばこは絶対にしない

灰皿に吸い殻をためない

灰皿には水を入れておく

たばこの吸い殻は必ず灰皿に捨てる

 寝たばこ注意喚起イラスト

(2)「ストーブ」が原因の火災

ストーブの周りに燃えやすい物やスプレー缶などを置かない

ストーブの周りに洗濯物を干さない

ストーブをカーテンや家具に近づけて使用しない

給油は必ずストーブの火を消してから行う

石油タンクのキャップが閉まっているか必ず確認する

点火時に灯油がこぼれていないか確認する

部屋を離れる時には、ストーブを消す

ストーブは火災を防ぐ安全装置付きの物を使用する

 ストーブ火災注意喚起イラスト

(3)「こんろ」が原因の火災

調理中に台所から離れる時には必ず火を消す

こんろは壁から離して設置する

こんろの周りは常に整理整頓をしておく

衣類の袖などには火が付きやすいので、十分注意する

コンロは火災を防ぐ安全装置付きの物を使用する

  こんろ火災注意喚起イラスト

(4)「マッチ・ライター」が原因の火災

子どもの火遊びを防ぐためにライターなどは放置しない

子どもに火の恐ろしさを教える

幼児だけをおいて外出しない

家の周囲に燃えやすい物を置かない

ライターは、チャイルドレジスタンス機能(子どもが簡単に操作できない機能)が付いた物を使う

  火遊び注意喚起イラスト   

(5)「ローソク・灯明」が原因の火災

ローソク、線香などに火を付けているときはその場を離れない

ローソク立てはローソクの大きさに合った物を使う

ローソク立てを燃えやすい物の近くに置かない

アロマテラピー用のローソクは、不燃性で熱の伝わりにくい台の上に置く

 ローソク火災注意喚起イラスト

(6)「電気器具・電気コード」が原因の火災

電気器具は取扱説明書をよく読んでから使う

電気コードをカーペットや家具などの下敷きにしない

たこ足配線はしない

コンセントの周りにほこりをためない

使わない器具はコンセントから抜く

 トラッキング火災イラスト

■火災が燃え広がるのを防ぐ対策

カーテン、じゅうたん、ふとん、シーツなどは防炎品を使用する

 防炎物品マーク

 防炎製品

 ※防炎性能がある製品には、このマークが付いています。 

■火災を早く知るための対策

住宅用火災警報器を設置する

 住警器の設置状況イメージ図

■火災を早く消すための対策

住宅用消火器、スプレー式の消火器具などを設置する

住宅用スプリンクラーなどを設置する

■住宅防火対策に役立つ製品の入手先 

 住宅防火対策に役立つ製品の多くはホームセンターなどで販売されています。家族みんなでできることから取り組んでいきましょう。

担当:予防課
電話番号:048-775-1314



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