市内在住の小針彩菜さんが、9月にイタリアで開催された、世界最大規模の打楽器組織「国際打楽器協会」イタリア支部、イタリア国際打楽器協会主催「第17回イタリア国際打楽器コンクール マリンバⅭ部門」で見事優勝を果たし、10月9日に市長を表敬訪問しました。
小針さんは、洗足学園音楽大学打楽器科マリンバコースを首席で卒業。現在、マリンバをはじめ打楽器の指導や演奏の他、スティールパンのバンド「PAN NOTE MAGIC」のメンバーとしても全国各地で精力的に活動しています。市内でも、コミュニティセンターや文化センターでのコンサートや、小学校や福祉施設でのアウトリーチ事業など、多くのイベントに出演しています。
小針さんが「イタリアのコンクールでも、楽譜をなぞるだけではなく、自分の音楽として豊かに表現でき、それが審査員の方々に認めていただけたのが何より嬉しかったです」と話すと、市長は「わたしも皆さんの前で挨拶をするとき、自分の言葉で話すように心掛けています。その方が皆さんの心に響きますよね」と頷きました。
小針さんからは「第4ラウンドもある長いコンクールでしたが、皆さんの支えがあったから乗り越えられたと思います。これからももっともっと成長し、皆さんにたくさんの感動を届けたいと思います」と優勝の喜びとともに、今後ますますの活躍を誓う言葉もありました。
12月15日(日)には、コミュニティセンターで「マリンバデュオコンサート」が開催されます。世界一のマリンバの演奏を聞きに、出掛けてみてはいかがでしょうか。
チケットは、コミュニティセンター、文化センター、イコス上尾で購入できます。詳しくは、『広報あげお』9月号29ページをご覧になるか、コミュニティセンター(電話775-0866)にお問い合わせください。